中日・立浪和義監督 (C) Kyodo News

◆ 来季の鍵は大矢氏「スタメンの固定」

 中日は15日、本拠地での巨人戦に0-7で敗戦。これで対巨人戦に引き分けを挟んで4連敗を喫した他、借金も今季ワーストタイの「29」にまで膨れ上がってしまった。

 先発・仲地礼亜は巨人と対戦した前回登板では7回無失点の好投を見せたものの、迎えたこの日は3被弾を含む4回4失点の内容で早々にマウンドを後にすると、代わった勝野昌慶も2ランを被弾するなど巨人打線の勢いを止められず、苦しい展開が続く。

 打線の方も相手先発・戸郷翔征の前に4回まで1人の走者も出せないなど終始圧倒され、終わってみれば3塁も踏めずに今季11勝目を献上してしまった。

 投打振るわず苦境が続く中日だが、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では試合後に発表された立浪和義1軍監督の来季続投が話題に。

 球団史上初の2年連続最下位が目前に迫っているだけに続投決定には様々な波紋を呼んでいるが、これについて出演した大矢明彦氏は「苦しい戦いを続けていますけどね、どこかで実を結んでいかないといけない。若手のレギュラーを“この人”と固定して使ってみるのも必要なのかな」とここまでの戦いぶりを採点。

 同じく出演した斎藤雅樹氏も「やっぱり若い人だけを使えばいいという問題じゃないと思いますし、その辺のバランスを考えていかない」と振り返り、こちらも戦力を固定する重要性を語って締めくくった。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

【動画】投打振るわず借金「40」が目前に…/9月15日:中日-巨人のハイライト