お笑いコンビのティモンディが、17日放送の読売テレビ・中京テレビの情報バラエティ番組『上沼・高田のクギズケ!』(毎週日曜11:40~)に出演する。

  • ティモンディ=読売テレビ提供

■ティモンディ、上沼恵美子と初共演

ティモンディが上沼恵美子と初共演を果たす今回は「悪気はないけれどもイラっとしてしまう他人の言動」を特集。前田裕太は“返答に困る一言”という話題を振られ、「先輩から食事に誘われた際に『何食べたい?』と聞かれると困ってしまう」と語り、「とは言え何でもいいとは言えないので、とりあえず『焼肉ですかね』と応じることにしている」と回答。これに対し、上沼が「ギリギリアウトやな。食べるメニューは言わん方がいい。『あなたと行きたい!』という思いを込めて『何でも大丈夫』と答えたらええと思うよ」と、大先輩らしいアドバイスを送った。

一方の高岸宏行は、専門家から「『やればできる!』はごく一部の完全にポジティブな心理の人には良いが、大多数の人にはイライラや嫌悪感が生じるので逆効果になる」という衝撃の指摘を受ける。さらに「オレンジ色の服を着て満面の笑みで言われると、より印象的に受け取るのでマイナスの効果が増大してしまうかも」と重ねられるが、「逆にポジティブな効果も大きくなるかもってことですよね? そりゃあ良い時も悪い時もあるさー!」とめげずにポジティブすぎる持論を展開。スタンフォード大学の研究を用いた「やればできる!」の究極系を専門家から伝授され、スタジオ全員で行う一幕も。上沼・高田純次も初めてやった「やればできる」に大笑いし、大満足の様子だった。

■上沼、前田の悩みを聞き高岸に「最悪やな!!」

「もう我慢の限界! な出来事」というトークテーマでは、ティモンディのマネージャーから「高岸はプライベートを含めいつも全身オレンジの服を着ており、目立って周囲の人にもバレるので困る」とのタレコミが。「オレンジは見る人を元気にできるビタミンカラー、だから僕は常に皆さんを応援している」と話すと、上沼からは「大きなお世話! みんな元気やから!」とツッコミが。

さらに、前田が「普段、高岸は人に囲まれるが自分は囲まれない」とコンビ間での格差の悩みを打ち明けた際には、上沼が「そんな前田さんの横で高岸さんは『やればできる』とか言うてんの!? 最悪やな!! そんなんよう言えたもんやわ」とダメ出し。前田は「『やればできる』と一番聞いているはずの僕が一番萎れているかもしれないです」と語り、スタジオの笑いを誘った。

また上沼から憧れている芸人を聞かれた際、事務所の先輩であるサンドウィッチマンを挙げると、「サンドに憧れてるということがセンスが良い! がんばって!」とティモンディを応援。高岸は歓喜のあまり「僕も応援しています! やればできる!」と絶叫するが、「やかましいわ! 大きなお世話!」と上沼から即座にツッコミが入るシーンも。ティモンディのほかにゲストとして兵動大樹(矢野・兵動)、ダレノガレ明美も出演。兵動は「○○似合いそうですね」と言われると返答に困ってしまう、ダレノガレは「年収や家賃を聞かれても答えられない!」などと困る他人の言動についてのトークが繰り広げられた。

■ティモンディ 収録後コメント

前田:上沼さんは僕らがちっちゃい頃からテレビで見ていたスター。無茶苦茶元気でパワフルでした!直接会ってみるとアットホームというか、親しみやすさを非常に感じました。

高岸:上沼さんはこんな下の若者に気遣いと思いやりをくださって、温もりがすごかった。眼差しや姿勢からも、何とかカバーしてあげようという気持ちが終始伝わってきて、愛情が深い方なんだなと思いました。(同じ事務所の先輩)サンドウィッチマンさんからは「普段通り、いつものお前たちでいけば大丈夫、すごい良くしてくれる」と言われたので、そのままのティモンディで勝負しました。

高岸:高田さんとは、しっかりと共演したのは初めてですが、最高でしたね。常に自分の投げたい球種を投げる感じが素晴らしかったですね(笑)。

前田:それでちゃんと「この球種は違うな」と思った時は、自分で言ったのにちっちゃい声で「それは違うよね」とセルフツッコミをするところがすごかったです。

――今日の収録の手応えは?「ティモンディ」に点数をつけるとしたら?

高岸:100点満点です!! すごい盛り上がって、皆さんの笑顔をいっぱい見れたので。

前田:どうなんですかね〜(笑)。みんなが楽しくしてもらっていたら満点です。