現在配信中のNetflix映画『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~』に出演している赤楚衛二、白石麻衣、栁俊太郎にインタビュー。共演の感想や現場でのエピソードを聞いた。

  • 左から栁俊太郎、赤楚衛二、白石麻衣 撮影:加藤千雅

月刊サンデーGX(小学館)にて連載中の『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~』を実写化。ブラック企業に勤める天道輝(アキラ/赤楚)は、連日の徹夜、上司のパワハラ、理不尽な仕事に憔悴していたが、ある朝ゾンビで溢れた街、荒廃した景色を見て、彼から出たのは「もう、今日から会社に行かなくてもいいんじゃね!?」という歓喜の叫び。そして、三日月閑(シズカ/白石)や、親友のケンチョこと竜崎憲一朗(栁)らと協力しながらゾンビと戦いつつ、“ゾンビになるまでにしたい100のこと”を次々に実践していく。

――この3人の中で、ゾンビに襲われて最後まで生き残れるのは誰だと思いますか?

(白石本人も含め、3人とも白石を指す)

赤楚:僕らは速攻だと思っていません?(笑)

白石:全然! 速攻とは思ってないです(笑)

赤楚:でも割と早いタイプ?

白石:そうですね(笑)。序盤というか、予期せぬところで。

赤楚:一番しっかりしているという言い方になるのかなと思いますが、今回の現場だと(白石は)お姉さんでしたよね。

白石:確かに。お二人はだいぶぶっ飛んでいましたよ(笑)。空き時間に赤楚くんが催眠術の動画を出してくれて、みんなで催眠術をやったときに、私はかからなかったので諦めて見ていたら、2人して「やべー! 上がる上がる!」って。さすがだなと思いました(笑)

――赤楚さんと栁さんは、本当に催眠術にかかったのですか!?

赤楚:ガチでかかりました!

:あれはすごかったです。

■白石麻衣、赤楚衛二の言い間違いに爆笑「これが赤楚ワールドなのかなと」

――共演の感想も伺いたいのですが、まず白石さんと栁さんは、赤楚さんの魅力をどのように感じましたか?

白石:私は20歳前後の時にあるブランドのWEB動画で赤楚くんと1回ご一緒していて。すごく好青年な方というイメージでしたが、時間を経て今回の作品でご一緒し、ふたを開けみたら、いい意味でポンコツでした(笑)。すごく接しやすく、現場を明るくしてくださる方なので、よりいいイメージに変わりました。

――赤楚さんは、心を開くと距離がどんどん近くなるのでしょうか。

赤楚:そうですね。おかしくなっていきます(笑)

白石:お芝居でも引っ張ってくださいましたが、面白い言い間違いが多くて、これが赤楚ワールドなのかなと思いました。

――例えばどんな言い間違えを?

白石:キャンピングカーの中で日本酒を出して「せっかく持ってきたのにな、日本酒」みたいなセリフを言うシーンで、日本酒を「水族館」と言い間違えたんです。日本酒と水族館をどうやったら間違えるんだろうって、めちゃくちゃ面白かったです(笑)

赤楚:そんなことあったかな? 覚えてないです(笑)

――栁さんも赤楚さんとの共演の感想をお願いします。

:衛二はこれまでも共演したことはありますが、敵対する役などだったので、素の衛二を知りませんでした。今回一緒になって、アキラと同じように明るくて、周りのみんなが笑顔になる明るいオーラの持ち主だなと。そして天然で、一歩歩いたら天然だってわかるなと思いました。

――演技面ではいかがでしたか?

:衛二演じるアキラに引っ張ってもらう役でしたし、そこはもう頼もしい座長でした。