お笑いコンビ・チョコレートプラネットの長田庄平が8月30日、公式YouTubeチャンネル『チョコレートプラネット チャンネル』に出演。「チョコプラのラ#295 長田が体験した不思議な話」の中で、帰宅途中に遭遇したハプニングについて語った。
「昨日、ちょっとすごい体験というか……」と話し始めた長田。夜に帰宅途中、車を駐車場に停め、街灯がない暗い道を自宅に向かって歩き出したところ、「“すみません……”って聞こえてきて。老婆の声みたいな。振り返っても、誰もいない」という恐怖体験に遭ったそう。すると、「助けてください……」という声が聞こえ、「完全に声だと思って。よく見たら、柵の向こう側の家の窓のサッシから、ご婦人が、“すみません、助けてください”って。本当に人なんですよ。サッシが隠れている状態で真っ暗なの。中も真っ暗なの。真っ暗な部屋から、“助けてください”って」と当時の状況を振り返った。
長田によると、女性は、お風呂場に2時間近く閉じ込められていたと言い、「カギがかかって出られなくなった」「一人で入っていたら閉じ込められた」と説明され、「もう完全にそこで、“大変だ!”と思って」と回顧。合鍵があることを聞き、「“入ってよければ、助けますよ。警察とかを呼んでる時間もあれですし”って言って。とりあえず(敷地内に)入っていって、裸の状態だから、カバンにあった適当な上着を渡した」とサッシのすき間から服を差し入れ、「カチャカチャやって開けて入って、お風呂場のところに行った」と、自ら救助に向かったことを明かした。
しかし、お風呂場にカギはなく、指一本程度のすき間が開いている状態だったそう。「よく見たら、扉がかんでるみたいな感じで、めちゃくちゃ固いの。逆に、そこまで閉じれたのが不思議なくらいガチガチにハマってたの。しょうがないから、“後ろ下がってください”って言って、思いっきりガンガンってやって、バーンって開いた」と話し、「それですぐに出て。一応、ご婦人なんで、裸だと恥ずかしいし、怖いだろうから。一応、脱衣所まで出てきた感じを確認して、“じゃあ僕は出ますね”って出て帰ったんですよ」と、女性を気遣いながら、その場を後にしたという。
勇気ある行動で、高齢女性のピンチを救った長田。相手には、名前だけ伝えていたというが、「今日の朝、車のところに手紙が貼ってあって。“ありがとうございました”って。一応、お礼金みたいなのも入ってて。今持ってるんですけど、もらいづらいよ(笑)。でも、わざわざ返しに行くのも変な話かなって」と戸惑い気味。改めて、「最初はめっちゃ怖かったよ。マジで本当に」と振り返りながら、「多分、ご無事だったのでよかったです。でも、怖いなと思って……。ご老人の一人暮らしでさ。暑い日は熱中症にもなりかねない」「気をつけてくださいね。本当に」と、心配そうに話していた。