フジテレビのバラエティ番組『キスマイ超BUSAIKU!?』(毎週木曜24:25~)では、Kis-My-Ft2のメンバー7人がそろう最後の回が、31日に放送される。

  • Kis-My-Ft2=フジテレビ提供

今回は、これまで11年間にわたって放送してきた番組の歴史を振り返る、7人体制による番組最後の夜を放送。お題を設けることなく、これまでの感謝の思いや成長の軌跡について、7人だけの7人のためのフリートークが展開されていく。

スタッフや関係者、カメラマンすら居ないスタジオの中央にメンバー7人だけが囲むように座る。駆け抜けた11年間のさまざまな挑戦や思い出の数々を話し始める一同。宮田俊哉は「このセットで、おしゃべりするのは最後か」、玉森裕太は「濃かったね、11年」、二階堂高嗣は「この衣装も最後か」とそれぞれに番組への思いがこぼれる。

藤ヶ谷太輔は番組誕生のきっかけとなった楽屋でのエピソードを振り返り、千賀健永は『キスマイBUSAIKU!?』の番組発足当時の「BUSAIKU!?」というタイトルに抵抗があったことを赤裸々に告白。続く、横尾渉は「この番組で(グループを)知ってもらえたもんね」とKis-My-Ft2というグループに思いをはせる。そして、グループを卒業する北山宏光へは、メンバーから温かい言葉が投げかけられる。

番組中盤では、これまで多くの演出を自ら考えてきたメンバーだからこそ不思議に思うテーマが浮上。それぞれの演出が、毎回かぶらなかったことに自然と驚きを感じ、過去作品を振り返りながらトークが白熱していく。「なぜ、同じ演出にならなかったのか」をそれぞれに分析を踏まえて振り返る。11年間ともに番組を作り上げてきたメンバーだからこそわかり合える共有の“答え”を導き出す。

さらに、トークはこのタイミングだからこそ話せるテーマにも突入。「1位をずっと狙っていたか」という禁断のテーマがとある一言から生まれると、それぞれが独自の見解をぶっちゃける。また、毎回のテーマに対して、どのようにアイデアがひらめいたのか、演出構成からセリフひとつの選択まで、それぞれがこれまで明かすことのなかった苦悩と葛藤を打ち明ける。互いに共感しながら、終始笑顔の時間が流れ、次から次へとエピソードがあふれ出す。

そして、今年結成から10周年を迎える“舞祭組”について、メンバーの千賀、宮田、横尾、二階堂の4人から、他の3人のメンバーに、「ぶっちゃけて、どう思っていたか」というストレートな質問が。これに対して、藤ヶ谷は中居正広からのアドバイスを告白。重ねて、北山は番組の進行役という立場が多かったことから、その複雑な心境を吐露する。グループとして、ありのままの素直な気持ちを交換し合う姿に、キスマイの結束が垣間見える。

極めつけは、Kis-My-Ft2のデビュー曲である「Everybody Go」(11年)、そして7人がファンへの感謝の思いをつづり全員で作詞したスペシャルシングル「ともに」(23年)を最後に披露する。

収録を終えた藤ヶ谷は「もちろんいろんなシチュエーションもそうですが、個人的には7人トークの時間がすごく好きで、メンバーといろんなことを話しました。改めてたくさんの企画をやらせていただき、挑戦できる機会をいただけたなと。共演者のみなさんもいろいろと協力してくださったことなど振り返り話をしました。何より、11年間番組を一緒に作り上げてくださったスタッフのみなさんと、番組を楽しみに見てくださった視聴者の方々に心から感謝したいと思います。またどこかでお会いできたらうれしいなと思っていますので、そのときはまたぜひよろしくお願いします。ありがとうございました!」とコメントしている。

(C)フジテレビ