稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による「新しい地図」と日本財団が運営する基金「LOVE POCKET FUND」(愛のポケット基金)の新たな支援先が決定したことが29日、発表された。

  • 左から草なぎ剛、稲垣吾郎、香取慎吾

今年6月から7月にかけて各地で発生した豪雨災害について、秋田県、福岡県、佐賀県など、全国各地で洪水や土石流などによる人的及び家屋への甚大な被害が発生し、複数県の市町村に災害救助法が適用された。

今回の大雨被害は被災地域が非常に広範囲に及んだため、元々限られた人数で行っている土砂を家屋から掻き出す活動や、重機等を使った流木の撤去等の活動などは、支援活動を行う方々が複数の被災地域を頻繁に移動しながら少しずつ進めるという逼迫した状況。また、8月に入ってからの台風6号・7号の襲来もあったため、新たな被災も多く発生しており、猛暑の中行われている支援活動は、日々困難を伴いながらのものとなっている。

そしてこのたびLOVE POCKET FUNDでは、被災した地域の復興支援として10団体10事業へ合計999万円の支援を決定した。

10団体の中には、被災地域の中でも、今も復旧が遅れている福岡のみならず、複数地域を対象に、土砂撤去や浸水家屋への処置などの活動を行っている団体や、さらには秋田県で支援活動を行っている団体へ、資金提供を通じて、地域に寄り添った支援を行っていく。

支援先は、Camp、みんなの居場所はちはち、DRT JAPAN NAGASAKI、NGO災害救援チーム フェニックス救援隊、縁の下のもぐら、九州キリスト災害支援センター、災害支援チームK.T.S、有明支縁会、共生地域創造財団、いわて学生ボランティアネットワークの10団体。