• メルセデス・ベンツ「EQE SUV」

    メルセデス・ベンツが2023年8月25日に日本で発売した「EQE SUV」

2023年の販売台数は…

メルセデス・ベンツ日本(MBJ)は2019年7月に「EQC」を導入して以来、BEVラインアップの拡充を着々と進めている。これまでに「EQA」「EQB」「EQC」「EQE」「EQS」「EQS SUV」を導入済みで、このほど「EQE SUV」を発売。これで同社が日本で販売するBEVは7車種12モデルとなった。

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    「EQE SUV」は「EQE」のSUVバージョン。搭載するバッテリーの容量は89kWhで航続可能距離は528mだ。モーターは前後に搭載しており、動力性能は最高出力292PS、最大トルク765Nmを発揮する

  • メルセデス・ベンツ「EQE SUV」

    「EQE SUV」のボディサイズは全長4,880mm、全幅2,030mm、全高1,670mm。ホイールベースはセダンの「EQE」より90mm短い3,030mmで、最小回転半径はコンパクトカー並みの4.8mを達成している

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    「EQE SUV」の価格は「EQE 350 4MATIC SUV Launch Edition」が1,369.7万円(2023年8月25日に納車開始)、「EQE 53 4MATIC+ SUV Launch Edition」が1,707万円(2023年10月に納車開始)

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    「EQE SUV」の荷室容量は通常時520L。リアシートを倒せば1,675Lに拡大する

EQE SUVの発表会に登壇したMBJの上野金太郎社長によると、日本でのBEV販売は右肩上がりに台数が伸びているとのこと。2021年には約1,000台だった販売台数は2022年に約2,200台へと倍増し、2023年は7月までで昨年の販売台数を超えたという。

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    「EQE SUV」のバッテリーを残量10%から80%まで回復させる場合に要する時間はご覧の通り。通勤で毎日10km程度の距離を走り、毎週末に往復100km程度の旅行を楽しんだとしても、充電回数はせいぜい月に1回ほどで済むと上野社長は話していた

メルセデス・ベンツは日本でのBEV普及に向けて今後もさまざまな施策を打ち出す方針。例えば世界に先駆けて給電機能(V2H/V2L)が使えるBEVを発売したり(EQE SUVが同機能に対応)、高出力充電ネットワークの整備を検討したり(世界で1万基を設置する方針)といった具合だ。2023年10月26日から始まる「ジャパンモビリティショー」(JAPAN MOBILITY SHOW 2023)には大人気「Gクラス」のBEVコンセプトモデルを展示するという。

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