2023年の販売台数は…
メルセデス・ベンツ日本(MBJ)は2019年7月に「EQC」を導入して以来、BEVラインアップの拡充を着々と進めている。これまでに「EQA」「EQB」「EQC」「EQE」「EQS」「EQS SUV」を導入済みで、このほど「EQE SUV」を発売。これで同社が日本で販売するBEVは7車種12モデルとなった。
EQE SUVの発表会に登壇したMBJの上野金太郎社長によると、日本でのBEV販売は右肩上がりに台数が伸びているとのこと。2021年には約1,000台だった販売台数は2022年に約2,200台へと倍増し、2023年は7月までで昨年の販売台数を超えたという。
メルセデス・ベンツは日本でのBEV普及に向けて今後もさまざまな施策を打ち出す方針。例えば世界に先駆けて給電機能(V2H/V2L)が使えるBEVを発売したり(EQE SUVが同機能に対応)、高出力充電ネットワークの整備を検討したり(世界で1万基を設置する方針)といった具合だ。2023年10月26日から始まる「ジャパンモビリティショー」(JAPAN MOBILITY SHOW 2023)には大人気「Gクラス」のBEVコンセプトモデルを展示するという。