WILLER TRAINSは22日、京都丹後鉄道のダイヤ一部変更を10月1日に実施すると発表した。おもに宮福線で朝の通勤通学時間帯に運行される列車を対象にダイヤを変更し、利便性向上に加え、JR線の一部不定期特急列車との接続性向上も図る。

  • 特急列車の上り「たんごリレー2号」(宮津発福知山行)を廃止し、同時間帯に快速列車を運転。宮福線で朝の時間帯に「丹後の海」編成の普通列車も設定される

ダイヤの一部変更にあたり、JR線で毎日運行される特急列車との接続体系は引き続き確保しつつ、今春のダイヤ改正から不定期の運行に変更された一部特急列車(「こうのとり」「きのさき」など)に対し、接続性を向上させるとのこと。

これにともない、宮福線で朝の時間帯に運行される特急列車の上り「たんごリレー2号」(宮津駅7時32分発・福知山駅8時6分着)は廃止に。同時間帯にKTR300形の快速列車(宮津駅7時30分発・福知山駅8時9分着)を設定し、途中停車駅を追加(宮村駅、大江山山口内宮駅、大江駅、牧駅、荒河かしの木台駅に停車)することで、乗車機会の拡大を図る。

現在、「たんごリレー2号」の前に運行される宮福線の上り普通列車(宮津駅6時51分発)は、福知山駅の到着時刻を現行の7時43分から7時35分に繰り上げるとともに、10月1日から「丹後の海」編成での運行に変更。福知山駅でJR線の京都行「きのさき6号」・新大阪行「こうのとり6号」(ともに不定期の特急列車)と接続を図る。

宮福線の始発列車等も時刻を変更。上り始発列車(普通列車)は宮津駅の発車時刻を現行の5時56分から5時52分に繰り上げ、下り始発列車(普通列車)も現行の福知山駅6時32分発・宮津駅7時27分着から福知山駅6時29分発・宮津駅7時25分着に繰り上げる。その他、7~8時台の快速・普通列車も始発駅および途中停車駅での時刻変更を予定している。