ウェストハムが獲得を狙うマクトミネイ [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Uは、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイに対するウェストハムからの3000万ポンド(約54億円)に及ぶオファーを拒否したようだ。7日、イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。

 現在26歳のマクトミネイは、5歳でマンチェスター・Uのアカデミーに入団すると、2017年にトップチームデビュー。2019-20シーズンからは主力選手としての地位を確立していたが、エリック・テン・ハフ監督が新指揮官に就任した昨シーズンは、リーグ戦24試合の出場に留まっていた。

 今夏のプレシーズンマッチではコビー・メイヌーの台頭もあり序列を下げていたマクトミネイだったが、メイヌーが足首を負傷し、2カ月間の離脱が見込まれるため、納得できる金額にならない限り、売却する可能性はないとのこと。その一方で、フィオレンティーナに所属するモロッコ代表MFソフィアン・アムラバトの獲得に迫っており、クラブ側が適正価格と考える4000〜5000万ポンド(約72〜91億円)のオファーであれば売却する可能性はあると指摘している。

 また、ウェストハムは同クラブに所属するイングランド代表DFハリー・マグワイアに対してもオファーを提示したが、拒否された模様。マクトミネイと同様に3000万ポンドでの獲得を画策したが、成立には至らなかったと伝えている。