元プロ野球選手で野球解説者の落合博満氏が4日、YouTubeチャンネル『【公式】落合博満のオレ流チャンネル』で公開された動画「最強クローザー大魔神佐々木さんを得意にしていた理由は?【質問箱Part.8】」に出演。現役時代に“大魔神”こと佐々木主浩氏を得意としていた理由を語った。
視聴者から寄せられた「落合さんは全盛期の横浜べスターズの大魔神・佐々木主浩投手を得意としてよく打っていましたが、なぜあれほど打てたのでしょうか?」という質問に対し、まず「佐々木っていうピッチャーは真っ直ぐとフォークしかないピッチャー」と佐々木氏の特徴を説明する落合氏。そして、「みんななぜ苦労するかというと、低めのボールになるフォークに手を出して空振りするから」と分析する。
さらに、「それをフォークボールとして考えないで、単なる変化球として考えた場合、高めのフォークはチェンジアップ気味で落ちないで打ち頃のボールになる」と解説した上で、「高めに浮いてきた変化球だけを打ちに行く」「あとは真っ直ぐだけですから、ストライクゾーン決まったところに来れば振る」と当時とっていた対策法を告白。「低めの変化球を完全に捨てたから、佐々木を打てたんだろうと思う」と振り返っていた。