プロ野球のスター選手が一堂に会する「マイナビオールスターゲーム2023」が開催され、19日の第1戦(バンテリンドームナゴヤ)は1-8でパ・リーグが勝利した。試合終了後、「試合を通じて野球キッズに夢を届けた選手」に贈られるマイナビドリーム賞を受賞したソフトバンク・柳田悠岐選手にインタビュー。受賞の感想、子どもの頃に憧れていた選手などについて話を聞いた。
――マイナビドリーム賞の受賞おめでとうございます。ホームランを放っての受賞となりましたが、今のお気持ちをお聞かせください。
いいところを見せられて、良かったなという気持ちです。
――柳田選手のホームランに、スタンドもどっと沸きました。
すごい歓声を頂いたので、いい思い出ができました。(ホームランは)まぐれなんですけど(笑)。それでもオールスターという舞台で打つことができて、良かったです。
――柳田選手に憧れている子どもたちもたくさんいると思いますが、ご自身が子どもの頃に、憧れていた選手はいらっしゃいますか?
広島市民球場で野村謙二郎さんのホームランを見たとき、プロの選手ってこんなにすごいんだと感動しました。なので、今日の試合を見てくれていた子どもたちも、そんなふうに思ってくれていたらいいなと思いますね。これを機にもっと野球を好きになってくれる子が増えたら、うれしいです。
――オールスター出場は今回で9回目になります。柳田選手にとって、オールスターはどのような場所ですか?
スター選手がたくさんいる舞台なので、やっぱりお祭りといいますか。いつもと違う雰囲気の中で野球ができて、楽しいです。
――パ・リーグのベンチも盛り上がっていましたね。
そうですね。みんなが打って抑えて、チームも勝ちましたし、いい雰囲気で野球ができたのかなと思います。
――他の選手の皆さんとはどのようなことを話しましたか?
いろいろあるんですけど、ここではちょっと言えないような会話です(笑)。でも、すごく勉強にもなりますし、楽しいです。
――シーズン前半を振り返って、印象に残っていることを挙げるなら?
なんやろなあ……節目になる250号のホームランを打った試合は印象に残っています。よくこれだけホームランを打つことができたなという気持ちと、これからもまだまだ打っていきたいなという気持ちがありました。
――シーズン後半に向けて、意気込みを教えてください。
前半戦の最後はチームが連敗に終わってしまったので、後半戦もう一度立て直すために、いい働きができるよう頑張りたいです。
――最後に、子どもたちに向けてメッセージをお願いします。
大きくなって、たくさんホームランを打ってください!