アイドルグループ・ジャニーズWESTの藤井流星が、ABCテレビ・テレビ朝日で放送される10月クールドラマ『18歳、新妻、不倫します。』(ABC テレビ毎週日曜23:55~、テレビ朝日毎週土曜26:30~ ※ほか地域でも放送予定)で主演を務めることが28日に明らかになった。

  • 藤井流星

  • 藤井流星が演じる『18歳、新妻、不倫します。』の藤宮煌(C)わたなべ志穂/小学館(小学館「プチコミックフラワーコミックスα」刊)

原作は『王様に捧ぐ薬指』のドラマ化でも話題になった、わたなべ志穂氏による同名コミック。2019年より『プチコミック』で連載がスタートし、この春に最終話が収められた11巻が発売されたばかりで、累計発行部数は120万部を突破している(2023年7月27日時点)。物語の舞台は、大富豪で絶対的な権力を持ち、帝国とも称される「三条グループ」。その本家の一人娘・明花(めいか)は18歳でお見合い結婚をすることが決められていた。しかし“お姫様”の明花は恋愛に恋焦がれており、幼い頃から自身のボディーガードで、三条家からの信頼も厚い超ハイスペックな藤宮煌(ふじみや・こう)と偽装結婚し、自由な恋愛=不倫をしようと画策。しかし煌は、身近で守り続けてきた明花のことを一途に愛していた――。

最強ボディーガードの煌を演じるのは藤井流星。地上波連続ドラマの単独主演は、2014年の『アゲイン 』(MBS/TBS)以来9年ぶりとなる。

脚本には、『マルモのおきて』(フジテレビ系)、『彼女、お借りします』(ABCテレビ)、現在放送中の『ばらかもん』(フジテレビ系)などの阿相クミコ氏、監督は『来世ではちゃんとします』シリーズ、『クールドジ男子』(テレビ東京)などを手掛ける湯浅弘章氏。ドラマ『ワカコ酒』(BSテレ東)でタッグを組んだ2人が、現実離れした作品の世界観に登場するクセ強ながら魅力的なキャラクターたちを、美しくもコミカルに実写化する。

コメントは以下の通り。

■藤宮煌役 藤井流星

――原作を読んだ感想をお聞かせください。

初めはタイトルを見て「18歳!? 不倫!?」ってなったんですけど、蓋を開けるとしっかり純愛ストーリー。久しぶりに少女漫画を読んだのですが、明花と煌のやりとり、行動にドキドキしました。話が進むにつれ色々な登場人物が出てきて、そのたびに乗り越えて、ずっと先が気になる展開なので読んでいて楽しかったです。

――演じる「煌」の印象はいかがですか?

仕事がバリバリ出来て、明花をどんなことからも守る強さ優しさがあって、そしてクール。でも嫉妬したりするかわいさもあってパーフェクトですね。めちゃくちゃかっこいいです。憧れますね(笑)。

――藤井さんが、「これだけは絶対に守りたい」というものがあれば教えて下さい。

疲れた時のサウナです。これは何にも変え難いです。忙しい時にこそ行って整って、その時間は何も考えない。最高です。

――最後に視聴者のみなさんへメッセージを!

ワードだけみるとパンチが凄いですが、すごく真っ直ぐな純愛ストーリーになっています。煌が気持ちを伝えていくうちに惹かれていく明花。このチグハグな関係からどんどん変わっていく恋模様にドキドキすると思います。ぜひ楽しみにしていてください。

■わたなべ志穂氏

――ドラマ化のお話を聞かれたときのお気持ちを教えてください。

実写化するには難しい世界観だな、と思っていましたがドラマ化されるとの事でうれしいです。たくさんの方に見て頂ければ幸せです。