地球人も、宇宙人ですよね。だって、地球も宇宙の一部として存在しているのですから。SFの世界のようにもし月や他惑星にコロニーのようなものが完成して、生活拠点が発展していったら地球と宇宙の境界線はどう変化していくのでしょうか。

  • (Twitter 宇宙飛行士の日常 より引用)

一般的には大気がほとんど無くなる100kmから先を宇宙とする場合が多いようです。国際航空連盟は、高度100kmから上を宇宙と定義しています。一方で大気圏は対流圏、成層圏、中間圏、熱圏、外気圏と、地表から遙か宇宙空間まで無段階につながっているのですから、どこからが宇宙という境は実はありません。

民間による宇宙観光なども現実になっている現在、宇宙はより身近なものなっていくでしょう。宇宙飛行士の日常さんの投稿はそんな宇宙時代の到来を象徴的に示しているようです。フォロワーたちも和室に浮かぶ宇宙飛行士の姿にインパクトを受けたようで…。

「最高にクール」「めちゃいい」「2023年和室の旅」「これめっちゃ好き しかも合成じゃない…イカす」「相対性理論のジャケットっぽい…」「床の間ステーション」「和室という名の小宇宙! 」「六畳間宇宙体系」などなど。投稿者である 宇宙飛行士の日常さんにお話を伺いました。

■投稿者に聞く

……なぜ宇宙飛行士を和室など地球の各所に登場させるのでしょうか?

2020年代はSpaceXをはじめとした民間の宇宙開発が勃興し、半世紀ぶりの有人月面着陸を行う「アルテミス計画」がスタートしています。これからの21世紀は宇宙時代の幕開けを予感させる大きな流れを感じます。そして、宇宙開発のたどり着く未来は「宇宙は特別な場所ではなく、地球と変わらない日常になる」ことです。

この写真は、地球の「スペース」に宇宙飛行士がいることで場所としての意味の「スペース」が宇宙を意味する「スペース」に変貌し、宇宙と地球の境界線が曖昧になっていくことを表現しています。

……撮影する上で苦労・工夫した点は?

宇宙服は手作りなので撮影よりも先にこの宇宙服を完成させることが何より大変でした。撮影は基本的に知人と2〜3人で行っていますが、やはり大きいので、現地に持っていって組み立て、調整に毎度苦労しています。工夫している点は、やはり、浮いているように見えることです。どうしても合成に見られてしまいがちですが、実際に現地に持って行っているので、絶対に影や、色、照明等が狂うことがないのが強みです。

  • (Twitter 宇宙飛行士の日常 より引用)

………この宇宙飛行士、実際の大きさはどのくらいでしょうか? 人は入っていないんですよね?

中に専用に作ったマネキンを入れています。大きさは大体170cmほどで、着ることも可能です。本物の宇宙服は一回り以上大きいのですが、単純に浮かせるための重量問題と、運搬上できれば小さい方が良い都合でかなり限界まで小さく作っています。

………今後どんな場所に宇宙飛行士を登場させたいですか?

この写真は今回で終わりではなく、ありとあらゆる「スペース」に宇宙飛行士を浮遊させていきたいので、可能な限りはどんな場所にも登場させたいです。強いて言うなら、商業施設などで許可が降りないものかと考えております。