サロンバスが好きで、貴重な内装パーツを長年かけて収集してきたオーナーは、オスカーの赤と貴重なコレクションを、ぜいたくに投入し作り上げたのがこの豪華絢爛な室内。
とにかく豪華な室内のなかでも、ひと際目立つ存在が天井のシャンデリア。60cmというビッグサイズのゴールドキング製シャンデリアに、ウッドとゴールドのミラー板を使ったオリジナルベースをプラスし、一層豪華に仕上げている。
この丸タイプをはじめ、投入されたシャンデリアは大小合わせて25発! 室内を見渡すと、壁掛けやスタンドなど、実にさまざまなシャンデリアが使われている。これだけ多用しながら、全体の雰囲気を崩していないのはさすが。
そして、それらをコントロールするシャンデリアベースの調光器もゴールドキング製だというから、そのこだわりぶりも見事だ。 さらに、バスに使われていたダウンライトやエンブレムといったレアパーツを惜しげなく投入。さながらサロンバスパーツの博物館といった室内に仕上げてしまったのだ。
2008年11月号男の城をもとに再構成