愛車のキャンターのニックは愛息と自分の名前を組み合わせたもの。現在はレトロアートからスーパーアートへの変身途中というということだが、その姿はとても未完成とは思えないハイレベルなアートが展開されている。
トップパートにはスケルトンタイプのデザイン性に富んだバイザーと角おこしパイプのミラーステーをコンビネーション。バイザー下段に仕込まれたストロボライトとブレ止めに内蔵されたLEDマーカー&レインボーLEDで、ナイトシーンへの備えも万全だ。
そしてキャブボトムには工作精度が確かなラッセル戻しバンパーを配置。前面に並んだ4枚の横長アンドンの内部には、やはりレインボーLEDを内蔵。
さらに極太のフラッグポールにもトップにレインボーストロボ、柱にレインボーLEDを内蔵する。ホワイト&シルバーの昼間の姿と、7色に輝く夜の姿。二つの異なる姿を巧みに演出している。
そして、昼間はメタリックな印象を受けるサイドバンパー&リアフェンダーも、細かな抜き加工が施され夜には美しい輝きを放つ。さらに、タイヤハウスやシャシーにも10発ものストロボライトが仕込まれており、そのナイトシーンの美しさは筆舌に尽くしがたい。
カミオン2011年6月号トップアートをもとに再構成