ジャニーズJr.・美 少年の浮所飛貴が、4日発売のエンタメ専門誌『日経エンタテインメント!』2023年8月号(日経BP)に登場している。

『日経エンタテインメント!』2023年8月号(日経BP)に登場した浮所飛貴 (C)日経BP

ソロで初めて同誌に登場した浮所。「ありそうで、ないもの」というタイトルのロングインタビューで、勢いづいているグループのことをじっくりと話している。

美 少年は、昨年の初単独アリーナ公演に続き、今春は動員数を約2倍にした全国ツアーを成功させた。この1年はメンバー個々の活動も大幅に増加し、存在感を高めている。

現在の勢いを後押ししているのは、“キラキラ王子路線”にプラスアルファとなる柱を見つけられたからだという。浮所は、今春に行われたライブを例に出し、「うまくいったかもと思ったのが、ゴリゴリに踊る『Boom SHAKALAKA』って曲を白の王子様っぽいスーツで踊った後に、僕たちの最初のオリジナル曲『Cosmic Melody』につなげたところ。ワイルドから一気にファンタジーに飛べる、その振り幅は僕らにしか見せられないものだと思う」と分析した。

結成から7年。入所1年前後でグループになり、ジャニーズではエリートの部類に入る美 少年だが、事務所内外問わず増え続けるボーイズグループのなか、自分たちの核を見つけられずにいたそう。転機になったのが、2019年夏のアメリカでのイベント参加。同行していた嵐の松本潤からパフォーマンスのチェックを受けた際、グループとして思わぬ気づきがあったという。「自分たちとしてはできていたつもりだったけれど、実はそうじゃなかった。松本くんの言葉には、『神は細部に宿る』みたいな発見がいくつもありました。だから嵐さんは大会場でたくさんの人の心をつかむパフォーマンスを生み出せているんだなと」と振り返った。

そして、2つ目の転機はコロナ禍の2021年。ようやく有観客でライブができるようになったなか、浮所は「今こそ変化を感じてもらう絶好のタイミング」と直感したそうで、「分かりやすい形で自分たちに負荷をかけたいと思ったんです」と話し、結成5年目に自ら課したことについても具体的に明かしている。

また、同誌ロングインタビューでは恒例となっているプライベートQ&Aも掲載される。