高品位パーツと鏡面張りボディを武器に個性派ルックでニックの銀河鉄道を体現した三菱ふそうキャンター

銀河鉄道は、波板状のアクセントを付けたオール鏡面張りのボディとシルバー地にシルバーラメを吹いたきらびやかなキャブで、メタリック気分なアートを展開する注目の1台だ。

キャブ回りはサイズ感を重視したスタイリッシュな仕上がり。高さを抑えたシートキャリアや幅広デザインの6角ロケット、ほど良い張り出しの平型2段バイザーにより、トップパートのバランス具合も上々。頭でっかちになりがちな2t平車をうまくコーディネートしている。

さらにロケットには回転灯、バイザーにはLED＋LEDテープをインサート。ズラリと並べられたブレ留めの筒出しに内蔵されたストロボライトとも相まって、ナイトシーンにおいて艶やかな姿を披露する。

そしてボトムラインは、3連ナマズマーカーを配したラッセル戻しバンパーからサイドバンパー＆フェンダー、リアバンパーへと見事なラインを描いている。アオリは上部にズラリとマーカーを並べたほか、リア最上部に抜き加工を施した電飾ボックスをセットするなど全方位に抜かりなし。今後はグリル回りの充実を目指す。

カミオン2014年10月号トップアートをもとに再構成