「オリコン上半期ランキング 2023」が29日に発表され、アイドルグループのKing & Princeが、音楽ソフト及びデジタル作品を期間内で184.1億円売り上げ、「アーティスト別セールス部門 トータルランキング」1位を獲得した(オリコン調べ・集計期間:2022年12月12日〜2023年6月11日)。

King & Princeは、上半期の「アーティスト別セールス部門」において、「オリコン上半期ランキング 2018 アーティスト別セールス部門 新人ランキング」1位を獲得しているが、「トータルランキング」の1位獲得は自身初。

また、期間内売上184.1億円は、自己最高金額で、さらに2013年度で嵐が記録した期間内売上109.5億円を超え、史上最高金額となった。なお同ランキングでの期間内売上100億円超えは、2013年度の嵐以来10年ぶりで、嵐とKing & Princeのみの達成となる。

作品ごとの売上数をまとめた「作品別売上数部門」では、シングル「Life goes on / We are young」が、「シングルランキング」、「合算シングルランキング」で1位。アルバム『Mr.5』が、「アルバムランキング」、「合算アルバムランキング」で1位。音楽映像作品『King & Prince First DOME TOUR 2022 〜Mr.〜』が、「DVDランキング」、「Blu-ray Disc(以下BD)ランキング」、「ミュージックDVD・BDランキング」でそれぞれ1位となり、7冠を達成した。

なお「上半期シングルランキング」と「上半期アルバムランキング」の同時1位獲得は、男性アーティストでは、1973年度の宮史郎とぴんからトリオ、1988年度の光GENJI以来35年ぶりで、史上3組目。

また「上半期合算シングルランキング」と「上半期合算アルバムランキング」の同時1位獲得は、史上初の達成となる。

King & Princeのコメント&インタビューは以下の通り。

■永瀬廉
『アーティスト別セールス部門 トータルランキング』は、今回の上半期のオリコンさんが発表しているランキングの中でも、一番大きい賞と聞きました。本当に僕らがこの賞をいただいたのかなっとまだ、ふわっとした感じです。そして、 作品別売上数部門では7冠という、その賞の数も、規模が大きすぎて、実感が湧いていません。今回いただいた賞は、僕ら5人と、応援してくださっているファンの皆様と 一緒に獲れた賞だと思っています。これまでのKing & Princeの歴史に誇りを持って、ファンの人たちと向き合いつつ、全力で楽しんで一つ一つ乗り越えていきたいです。

■高橋海人
こんなトロフィーが8本も並んだのを見たことがないですし、 びっくりしました!自分たちが大切に作り上げてきた音楽を、みなさんが真っ直ぐに受け取ってくれたから、こんな素敵な結果に繋がったのかなって思います。もう、ファンのみなさんに感謝しかないです。これからもキンプリチームとして、 みなさんのことを考えて、楽しんでもらえるようなものを作り上げていこうと思っています。そして、このような賞は、キンプリファミリーでずっと重ねてきた歴史の上にあるものなので、 この結果をこれからもっと超えられるように、頑張ります。 そして、次は9冠を目指します(笑)!

■インタビュー

――受賞の感想をお願いします。

永瀬:なんか、ホンマに俺らが獲ったのかなっていう、まだちょっとふわっとした感じです。「アーティスト別セールス部門 トータルランキング」は、上半期のオリコンさんがやられているランキングの中でも、一番大きい賞なんですよね? 僕らがいただいたのは。そして、僕らがはじめて受賞させていただいたことも、その(作品別売上数部門の)賞の数も、もう規模が大きすぎて、全然実感が湧いていない。もちろん、うれしいねんけど、たぶん、今日の夜ぐらいに実感するんやろうなって。でも、めちゃめちゃうれしいですし、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、いろんな賞をいただけるように頑張りたいと思います。

高橋:こんなトロフィーの数なんて見たことがないですし、本当にびっくりしたんですけど、ファンの皆さんに感謝ですよね。こんなに賞をいただけたのも、キンプリファミリーでずっと重ねてきた歴史の上にあるものなので、この結果をこれからもっと超えられるように、がんばっていかなきゃなって。次は9冠を目指します(笑)!

――ご自身初の「作品別売上数部門」での上半期シングル1位にして、上半期期間内売上唯一の100万枚超えも記録しているシングル作品「Life goes on / We are young」は、King & Prince にとってどんな曲ですか?

高橋:両A面の2曲とも、完成された姿というよりも、肩の力が抜けた、当時の等身大の自分たちとして歌うというのを意識して作った曲です。

――ご自身初の「作品別売上数部門」での上半期アルバム1位で、上半期の期間内売上100万枚超えを記録しているアルバム作品『Mr.5』についてはいかがですか?

永瀬:デビュー曲の「シンデレラガール」から最新曲まで、本当に僕らの歴史を全部知っていただけるようなアルバムです。今まで、僕らを応援してくれたファンの方々への感謝の気持ちを込めた楽曲など、本当に幅広く、僕たちが見せたいものをギュッとうまく詰め込めた作品です。みんなで、いっぱい話し合いを重ねて制作したアルバムが、こういった素晴らしい結果につながったこと、とてもうれしく思います。ありがとうございました。

――上半期ランキング映像3部門同時1位の『King & Prince First DOME TOUR 2022 〜Mr.〜』、また、上半期ランキング映像3部門同時2位を記録しました『King & Prince ARENA TOUR 2022〜Made in〜』についても、お聞かせください。

高橋:ドームツアーの『〜Mr.〜』に関しては、デビュー当初から、ずっと夢に見ていた憧れのドームに立てた喜びや、会場全体のキラキラ感を存分に受け止めているフレッシュな自分たちが映っている映像になっていると思います。アリーナツアーの『〜Made in〜』は、King & Princeに対する愛と情熱が、各所に詰め込まれているような作品になりました。

永瀬:せっかくデビューさせていただけたのだから、ドームツアーというものを、いつかはしてみたいなと思っていました。それが叶って、僕たちはもちろん、うれしかったですし、そういった表情が存分に出ている作品です。衣装も頑張って考えましたし、今までにないくらい大きい規模感の会場だったので、演出もよりこだわっています。ぜひ、 細かいところまで見て楽しんでもらえたらなと思います。アリーナの方も、登場の仕方が途中でガラッと変わったり、和と洋をコンセプトにした内容で、今までにないようなKing & Princeを見てもらえる作品になっています。どちらも(コンサート開催の)時期は近いですけども、全然違う僕らを見ていただけると思います。

――5月にデビュー5周年を迎えられました。おめでとうございます。どのような心境でいらっしゃいます か?

永瀬:ずっと走っていたなって感覚だわ。

高橋:あっという間だったもんね。

永瀬:走り続けて、一回も止まってない気がする。

高橋:5周年というちょうど節目のタイミングで、こんな素晴らしいオリコンさんの賞をいただけてね。自分たちにガソリンが注がれた感じがするよね。

永瀬:本当に、僕らが歩んできたこの5年間は、間違ってなかったなっていうふうに改めて思いました。これまでやってきたこと、苦労したこと、悩んだこと。それを踏まえて、決断した僕らの行動は正しかったんやって、証明してもらえた気がします。6年目も引き続き、止まることなく、たまには後ろを振り返りつつ、ファンの人と一緒に走り続けたいと思います。

――6月21日には最新シングル「なにもの」が発売、7月にはファンミーティング『King & Princeとうちあわせ』を控えていらっしゃいます。King & Princeとしての今後の目標など教えていただけますか?

永瀬:僕は、絶対これをしたいっていうスタンスではやっていないんですよね。例えば、絶対に国立を埋めてやる! みたいに思うよりは、今、いただいてるお仕事に精一杯向き合って、頑張ってやっていって、その結果が、そういう大きいものに結びついたらいいなっていう感覚なので。それはたぶん、海人も、一緒かな?

高橋:もう全く一緒、びっくりしました。

永瀬:びっくりするぐらい一緒だったんですけど(笑)。だから本当に、今を全力でっていう感じですかね。僕らのやり方としては。

高橋:毎回、全力でやりつつ、ファンのみんなのことを考えてね。どうしたら喜んでくれるかな、驚いてくれるかなっ て。そういうことが楽しいので、一つ一つ、丁寧に楽しんでいければと思います。

永瀬:うん。ファンの人のためにこれからも頑張れたら、っていうところが、僕らの一番の目標ですね。

――最後に、作品を手に取ってくださった方、応援してくれている方たちに、メッセージを一言ずつお願いいたします。

永瀬:今回いただいた賞は、僕ら5人と、応援してくださっているファンの皆様と一緒に獲れた賞だと思っています。これからも、感謝の気持ちと、この賞をいただけたこと、これまでの(King & Princeの)歴史に誇りを持って、ファンの人たちと向き合いつつ、全力で楽しんで一つ一つ乗り越えていきたいです。

高橋:自分たちが大切に作り上げてきたものを、みなさんがすごく真っ直ぐに受け取ってくれたから、こんな素敵な結果になったのかなって思います。これからもキンプリチームとして、みんなのことを考えて、楽しんでもらえるようなものを作り上げていくので、今後ともよろしくお願いします。