他車の追従を許さない前衛パーツの追加で超絶アートを加速した日野クルージングレンジャー

超絶スタイルで見る者のド肝を抜く九州のフルアート車が、量感に富んだ個性派パーツを追加装備して、より一層、過激なスタイルになって堂々の再登場だ。 キャブ回りで特筆すべきは、全長2m、厚さ60cmを誇るラッセルバンパーで、その驚愕なスケールもさることながら、芸術的な造形のフラッグポールを筆頭に、ディテールにも多種多様な意匠を凝らす。

また、キャブトップは8角ロケット×7発を組み合わせた平型バイザーに、今回新たに1m60cmの張り出しを誇る極太ミラーステーをラインナップ。

さらに7発の筒出しや鏡面の四角柱を配した角パイプベースのブレ留めや、5連の筒出しボックスなどが追加される。

5段ハチ巻きのシートキャリアやキャブハシゴと相まって、アバンギャルドなアートを鋭意展開中だ。 一方、箱回りにも、赤塗りボディに刻んだ「誠道丸急行」の筆文字やリア観音扉を彩るモノトーン調のペイントなど、特筆すべき見どころが目白押し。ロケットや台枠にもマーカーを並べるなど非の打ちどころがない。

「今後はマーカーにコンピューターを組み合わせたいです」と荒木さんは、ナイトシーンの強化を目論んでいる。

【写真6枚】迫力の二文字が似合う脅威のディテール群はコチラから。

カミオン2014年10月号をもとに再構成