お笑いコンビのオズワルドが27日、東京・渋谷のヨシモト∞ホールで行われた漫才師の王座決定戦『M-1グランプリ2023』の開催会見に登場した。

  • オズワルド

エントリーするのかと聞かれるも「そう……ですね」と歯切れが悪いオズワルド。改めてエントリーもするし優勝も狙うと宣言しつつも「6月27日時点、ネタなんてありゃしないんですよ」と伊藤俊介が愚痴ると、昨年も同じようなことを言っていたことから、井口浩之は「誰も信じねーよ」とツッコむ。昨年は敗者復活戦を制して決勝の舞台へ駒を進めたが、2位の令和ロマンのネタの評判が良かったことから、「令和ロマンに謝れ」とのDMがたくさん届いたと打ち明けた伊藤。畠中悠が「実の父にも令和ロマンのほうが面白かったと言われました」と続くと、伊藤も「うちの家族のグループラインも令和ロマンでした」と笑う。井口が「オズワルドになったとき、決勝進出者メンバーで『冷めるなぁ』って言ってた」と告白すると、伊藤は「先頭切ったのあんただろうが」と応戦した。

また、昨年を経ての変化として伊藤は「優勝していないのにグリーン車になりました。それをライスさんが怒り狂ってまして。ライスさんは7年前(キングオブコントで)優勝したのに未だに普通車。なので今年優勝して、正式にグリーン車をいただこうかなと」と意気込む。畠中は「昨年からガラリと変わっています」と話し始め「トレードマークの八重歯を抜きました。衣装もサスペンダーじゃなくなって。フェイシャルマッサージも行って、7キロ痩せて綺麗になりました」とビジュアルの変化をアピール。伊藤も「相方がどんどん美しくなっています」と頷いた。

記者会見には、昨年の王者・ウエストランドとファイナリストのオズワルド、キュウ、ダイヤモンド、ヨネダ2000、ロングコートダディが登壇。また、昨年のキングオブコント覇者・ビスケットブラザーズ、今年がコンビ結成15年でラストイヤーとなるななまがり、そしてママタルトとシンクロニシティも登場し、司会は川島明(麒麟)、ABCテレビの斎藤真美アナウンサーが務めた。毎年最多エントリー数を更新し続けている『M-1グランプリ』。本日エントリーも開始されたが、昨年の7261組という史上最多エントリー数を超えるのか。熱い大会は8月から始まる。