夫婦で協力して作り上げた'80年代を醸す愛の結晶 いすゞエルフ

ダンナさまと相談しながらアートを楽しんでいるオーナー。ご夫婦の仲の良さを表すかのように、ニックもめおと丸とした。車歴20年を迎えるエルフの持つ雰囲気を壊さず個性をプラスした仕上がりが、姫トラッカーとは思えないセンスの良さを感じさせる。

トップパートを飾る鳥カゴ型シートキャリアは、元々プロフィア用に製作されたパーツ。それを譲り受け加工を施し装着している。そこから続くバイザー、ミラーステーのラインは、レトロなイメージを強調するフィニッシュ。バイザーミミのウロコ模様やミラーステーの菱チップなど、ディテールデザインもあくまでもレトロなイメージで統一されている。

そして存在感抜群のキャデラックバンパーが、レトロな印象をさらに強調。グリル&ライトスワップで印象を変えたマスクとも相まって、懐かしくも精悍なイメージを抱かせる。手すりアートや丸アンドンといったサブアイテムも、個性を強調するナイスチョイスだ。

また、サイドアオリには赤文字の欧文ペイントをあしらい、やはり懐かしい雰囲気をアップ。トータルコーディネートに優れた仕上がりが、高い完成度を感じさせる。

【写真6枚】夫婦の共同作業で育まれたアートパーツ。

カミオン2011年3月号をもとに再構成