第一三共ヘルスケアは、全国20~60代男女を対象に「2023年夏のセルフケア」に関する調査を実施した。調査は2023年4月19日~24日の期間、インターネットにて実施された。
夏場に行っているセルフケアについて尋ねたところ、「熱中症」「口臭」が多く、「気象病」に対してはセルフケアを行っていないという回答が寄せられた。
台風シーズンや季節の変わり目、梅雨の時期などに頭痛を感じたことがある人は約半数(46.0%)に上った。男女別でみると男性は約4割(37.0%)、女性は約6割(55.0%)と、女性の方が頭痛を悩みとして抱えている人の割合が多いことが判明した。
気象病について正しく理解できていると思うか聞いたところ、約4割(39.5%)が「理解していない」という結果になり、これらの人が季節の変わり目などに原因不明の不調がある場合には「隠れ気象病」の可能性があることが判明した。男女別でみてみると、「気象病」を理解していない割合は、男性が約5割(47.7%)、女性は約3割(33.9%)と、男性の方が理解していない人が多い結果となった。
昨年と比較して今年の暑さ対策の変化の有無を聞いたところ、約4割(43.3%)が「変化がありそう」と回答。また、「変化がありそう」と回答した人に、具体的な内容を聞いたところ、「冷房の使用方法」と回答した人が約7割(65.0%)に上り、電気代の高騰を受けて冷房の使用を控える傾向が強まることが伺えた。
夏の睡眠の満足度を聞いたところ、約半数(47.3%)が「夏場の睡眠に満足できていない」と回答。また、「満足できていない」と回答した人の、夏場に快適な睡眠をとるために行っている工夫や対策を見てみると、睡眠時に冷房を使用する人は約2割(21.4%)に留まり、約8割(78.6%)は冷房以外の方法で工夫・もしくは対策しておらず、冷房の使用を控える傾向にあることが伺えた。
今年の夏、マスクを外した際に身だしなみで気を付けたいところを聞くと、約4割(43.1%)が「口臭に気を付ける/対策をする」と回答。さらに、夏場自分の口臭や対面している相手の口臭を感じたことの有無について聞いたところ、約6割(62.2%)が「夏場の口臭がきついと感じたことがある」ということが判明した。
夏に気になる体調や症状について聞いたところ、約6割(63.5%)が「夏バテすることがある」と回答しました。さらに、夏バテ経験者の約7割(66.1%)が「口の中がネバネバになったり、乾燥することがある」ということが判明した。