トップアート 王道に個性をプラスしたレトロモダンを開拓する求道車 幸福丸

キャンター平ボディをベースに懐かしさとオリジナリティを注ぎ込んだ魅力的な1台はそのユニークな外観から、オーナーのアートを楽しむ姿勢が伝わってくる。

トップパートは平型バイザーと丸パイプのミラーステーで構成。バイザーは前面に打ち出し模様のプレートとマーカーを交互に配置した、個性的な逸品。ミラーステーは左右非対称の形状を持ち、飾りの要素と機能性を見事に両立したユニークなパーツだ。

そして特徴的なフロントマスクは、アート仲間から借りたレンジャー2用グリルと330用ヘッドライトを装着。ウインカーには日野KF中期型を採用し、まったく新しいイメージへと変貌を遂げている。

特徴的なグリルをブラック+ラメで塗装したことも、より個性を強調する好結果を生んでいる。

ボトムセクションには舟型バンパーとボリューム満点のサイドバンパーをセット。根太上げされた荷台とともに、クラスを超えた重量感を演出している。

ほかにも、アロータイプのワンテールやステンレス製のクラブマークなど、オリジナリティあふれるパーツを散りばめた、見応え十二分な1台だ。

各所の写真6枚

カミオン2011年2月号をもとに再構成