バスバンパーやレンジャーSSのグリルで、レトロなムードのエクステリア。土木関係の仕事をしているオーナーは仕事で重機などを運ぶため大型車の運転を練習中で、この下北観光はもっぱら通勤用に使っている。
処女作ということもあって、やはりインパネやドアインナーにはかなり苦労したそう。生地を張っては剥がしを何度も繰り返し、なんとかこの状態までこぎつけたのだという。
その苦労の甲斐あって、曲線部分もなかなかの仕上がり。とても初めてとは思えない高い完成度をみせている。そして、室内を豪華に演出しているのが天井部分だ。中央に鏡面パネルを張り、その上にゴールドキングの角型シャンデリアをセット。
サイドにも大型ビーズが3段並ぶ豪華なタイプだ。さらに、キャブバックにも大型の壁掛けタイプを2発おごり、豪華なイメージに磨きをかけている。今回は、仕上げるだけで精いっぱいだったというがこの経験を生かして生み出される次回作に今から期待がかかる。
2014年4月号をもとに再構成