JR東海、JR西日本、JR九州は15日、東海道・山陽・九州新幹線のネット予約&チケットレス乗車サービス「EXサービス」(「エクスプレス予約」「スマートEX」)に関して、新サービス「EX-MaaS(仮称)」などの内容が決まったと発表した。

  • 東海道・山陽新幹線「のぞみ」などに使用されるN700S

2001年9月に東海道新幹線で「エクスプレス予約」のサービスを開始して以降、「EXサービス」は利便性の向上に努めつつ、山陽新幹線・九州新幹線にもサービスエリアを拡大してきた。2022年12月には、会員および登録者数が1,000万人に到達したとのこと。

今回発表された新サービスは、「エクスプレス予約」「スマートEX」と同様に、旅行商品でも新幹線のチケットレス乗車を可能とし、乗車日当日まで新幹線の列車変更ができる国内初のサービスのほか、「エクスプレス予約」「スマートEX」の新幹線予約内容にもとづき、旅先で楽しめる観光プランやホテルなどのおすすめ情報を提供する「EX-MaaS(仮称)」も開始。「エクスプレス予約」「スマートEX」において、最大1年前から指定席の予約も可能とする。新サービスの開始日程など、詳しい情報は準備が整い次第、公式サイト等で発表するとしている。

具体的なサービス内容として、新幹線と宿泊施設等がセットになった旅行商品「EX旅パック」を設定し、ニーズに合わせて「EXダイナミックパック」と「EXこだわりツアー」の2種類を用意する。「EXダイナミックパック」は、数多くの列車や宿泊施設の中から自由に組み合わを選んで予約できる旅行商品。「EXこだわりツアー」は、テーマ性を持った観光コンテンツや宿泊施設を新幹線とのパッケージで予約可能とし、個別に探す手間を省ける旅行商品となる。

旅行先で利用する宿泊施設・観光プラン・レンタカー・観光タクシー等の予約や決算に関して、「EXサービス」サイト内で予約・決済(一部レンタカーを除く)を完結できる「EX旅先予約」も提供。各種サービスの予約と決済、クレジットカード番号の入力など、「EXサービス」のサイト内で完結するため、予約や決済の手間を省くことができる。

新幹線指定席の予約開始時期について、現在の「EXサービス」は乗車日1カ月前から販売し、その1週間前から事前申込みを受け付けていたが、新たなサービスでは、旅行の行程を早く決めたいというニーズに応え、最大1年前の発売を2023年秋から開始予定。仮の運行ダイヤから希望の列車を選び、乗車日1カ月前になったら列車番号・発着時刻・座席番号を確定して知らせるという。