【5月月間MVP】阪神・大竹耕太郎、中日・細川成也の現役ドラフト組が初受…

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 日本プロ野球機構(NPB)は8日、5月度「大樹生命月間MVP賞」を発表。セ・リーグは大竹耕太郎投手(阪神タイガース)と細川成也外野手(中日ドラゴンズ)、パ・リーグは加藤貴之投手と万波中正外野手(ともに北海道日本ハムファイターズ)が選出された。

 

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 セの投手部門は、阪神・大竹がプロ入り6年目で初受賞。先発として4試合に登板し、3勝(リーグ1位タイ)、防御率0.33(リーグ1位)と好成績を残し、登板した全試合でクオリティ・スタート(6回以上自責点3以下)を記録。持ち前の制球力を存分に発揮し、初の栄冠を手にした。また、3、4月度の村上頌樹投手に続き、2カ月連続での阪神球団投手の受賞。阪神球団からの投手2カ月連続受賞は、2021年5月度のR.スアレス投手、6月度の青柳晃洋投手以来。

 

打者部門は、中日・細川がプロ入り7年目で初受賞。細川は、月間全25試合に先発出場。21試合で安打を放ち、それぞれリーグトップの打率.360、36安打、59塁打を記録。本塁打を5本放ったがそのうち3本を本拠地バンテリンドームで放つなど自慢の長打力が開花した。セ・リーグは、投手・打者部門ともに、現役ドラフト制度により移籍した選手の受賞となった。

 

 

 パの投手部門は、日本ハム・加藤貴がプロ8年目で初の月間MVP受賞。5月度4試合に先発登板しリーグトップの防御率0.30、リーグトップタイの3勝を挙げた。持ち前の制球力が冴えわたり、30投球回で、与えた四球はわずか2つであった。

 

 打者部門では、日本ハム・万波がプロ5年目で初の月間MVP受賞。5月度全25試合に出場。打率.267、24安打、リーグトップタイの7本塁打、リーグトップの長打率.600の成績を残し、8本の殊勲打(先制打3、同点打2、勝ち越し打3)を放つ活躍を見せた。日本ハムの投打ダブル受賞は2012年9月度(投手:武田久、打者:糸井嘉男)以来。