コカ・コーラ ボトラーズジャパンは6月7日より、同社自動販売機で15種類以上のQRコード決済が利用可能となるサービス「QR de決済」を開始した。

  • 自動販売機での展開イメージ

2023年5月8日に新型コロナウイルスが、感染症法上の位置づけとして2類から5類に移行したことをきっかけに、今後、インバウンド需要は段階的に回復していくことが予想されている。特に国別で訪問人数の多い、東アジア圏の国々ではQRコード決済の使用率が高い傾向にあり、日本国内においてもQRコード決済の利用は年々拡大している。

そのような背景から、決済手段の選択肢を拡大し、利便性向上につなげるために「QR de決済」を導入。職域や外国人旅行者の訪問が多い観光地などを中心に、2023年中に約5万台の同社自動販売機でサービスを提供することを目指す。

対象自動販売機の展開エリアは、1都2府35県。対応決済サービスは、「PayPay」「LINE Pay」「d払い」「au PAY」「メルペイ」「楽天ペイ」「WeChat Pay」「UnionPay」「Alipay+(支付宝、Alipay HK、Kakao Pay、GCash、TrueMoney Wallet、Touch ’n Go、DANA )」。なお、DANAについては、スマートフォンのカメラアプリからのみ使用可能。

対象自動販売機には、QRコードシールを貼付する。手持ちのスマートフォンからQRコードを読み取り、製品と決済手段を選択し、利用する決済サービス上で製品購入が可能になる。

  • 製品購入イメージ