俳優の大西利空が6日、都内で行われた映画『水は海に向かって流れる』(9日公開)の公開直前イベントに登場。舘ひろしとの共演エピソードを明かした。

  • 映画『水は海に向かって流れる』公開直前イベントに出席した大西利空

同作は田島列島氏による同名漫画の実写化作。高校への通学のため、叔父の家に居候することになった高校1年生の直達(大西)は、親に黙って脱サラしたマンガ家である叔父(高良健吾)、女装の占い師(戸塚純貴)、海外を放浪する大学教授(生瀬勝久)、そしてどこか冷めていて笑わない26歳のOL榊さん(広瀬すず)と、曲者揃いの人物とシェアハウスで暮らすことになる。共同生活を送るうち、日々を淡々と過ごす榊さんに淡い思いを抱き始める直達だったが、「恋愛はしない」と宣言する榊と自分との間には思いも寄らぬ因縁があることを知る。

今回のイベントには大西のほか、主演を務めた広瀬も参加。「これまでに出会って影響を受けた人は?」という質問に、17歳にして芸歴17年目の大西は「舘ひろしさん」と回答。

TBS系ドラマ『なるようになるさ。』(13・14)での舘との共演を振り返り、当時8歳だった大西は「アドリブが苦手で……。でも舘さんはすごいアドリブをかけてきてくださったので、そこで臨機応変に対応していくことを学べた気がします」とエピソードを披露した。