元プロ野球選手で野球解説者の赤星憲広氏が2日、YouTubeチャンネル『赤星憲広の入ってねぇーんだよ!』に出演。動画「交流戦 阪神勝ち越します!」内で、プロ野球のセ・パ交流戦について語った。
5月30日に開幕した交流戦について、赤星氏は「これはね言っておきます。大丈夫です、阪神は」と明言。そして、「いっときに比べて、交流戦が怖くなくなってきてます」と交流戦に起こっている変化を分析していく。
これまで、交流戦ではパ・リーグがセ・リーグに勝ち越すことが多かったが、「そりゃ勝ち越すよって感じなんですよ。ずっといい選手が、特に力のあるボールを投げるパワーピッチャーがほとんどドラフトでパ・リーグに行ってたので」と指摘する赤星氏。
続けて「僕らがいたときもそうでしたけど、とにかく各球団に2人ずつぐらいは、セ・リーグにあんまりいないタイプのパワーピッチャーがいたために、短期決戦になるとそういうピッチャーが出てきちゃうと全然打てない。(普段対戦する)数が少ないから」と自身の経験も振り返る。
その上で、「でも今はパ・リーグにいた良いピッチャーがメジャーに行ったりとかってなってきて」「だんだん各球団にパワーピッチャーがいなくなってきてて、セ・リーグに近いような選手が増えてきている」状況だと持論を述べた。
その一方で、「オリックスに関して言うと、中継ぎもすごいパワーピッチャーが多くて、先発も(山下)舜平大投手とか、山本由伸投手とか、結構パワーのあるピッチャーが多い」と例外も挙げ、「オリックスとやるときはパワーピッチャーをどう打つか」「オープン戦でも舜平大投手と対戦してましたけど、結構、阪神打てなかったんでね」と阪神が交流戦を勝ち抜くためのポイントを解説していた。