26ゴールを決めてナポリを優勝へ導いたオシムヘン [写真]=Getty Images

 セリエA第38節(最終節)が4日に行われ、今シーズンの全日程が終了した。

 今季の得点王には、ナポリに所属しているナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンが輝いた。今季のセリエAで開幕から15試合を13勝2分という成績で駆け抜けたナポリにおいて、オシムヘンは欠かせない“主砲”に君臨。第17節サンプドリア戦からは8試合連続10ゴールを挙げ、首位を独走するナポリを支えた。最終的には26ゴールを記録。ナポリにとって33シーズンぶり3度目の“スクデット”に大きく貢献した。

 得点ランキングで2位に入ったのはインテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス。今季のセリエAで全38試合のピッチに立ったL・マルティネスは、インテルの“10番”として幅広い仕事をこなした。コンスタントにゴールネットを揺らし続け、気が付けば昨季と同じ21ゴールをマーク。最終節のトリノ戦こそノーゴールに終わったが、インテルのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。10日に控えた今季のCL決勝・マンチェスター・C戦でもゴールが期待される。

 3位にはサレルニターナのセネガル代表FWブライユ・ディアが入った。今季ビジャレアルからのレンタル移籍でサレルニターナに加入したディアは、イタリアの地でその才能が輝くことに。第32節ナポリ戦では優勝決定のタイミングを遅らせる同点ゴールを決めると、続く第33節フィオレンティーナ戦ではハットトリックを記録。シーズン最後の2試合は負傷のため欠場したが、33試合の出場で16ゴールを挙げた。

 今季のセリエA得点ランキングは下記の通り。

◆■得点ランキング

※5位まで記載
▼1位:26ゴール
ヴィクター・オシムヘン(ナポリ/ナイジェリア代表)

▼2位:21ゴール
ラウタロ・マルティネス(インテル/アルゼンチン代表)

▼3位:16ゴール
ブライユ・ディア(サレルニターナ/セネガル代表)

▼4位:15ゴール
ラファエル・レオン(ミラン/ポルトガル代表)

▼5位:13ゴール
ムバラ・エンゾラ(スペツィア/アンゴラ代表)
オリヴィエ・ジルー(ミラン/フランス代表)
アデモラ・ルックマン(アタランタ/ナイジェリア代表)