元サッカー日本代表の槙野智章氏が1日、YouTubeチャンネル『マイナビニュース【エンタメ・ホビー】』のオリジナル番組『初会はお肉で』に出演。現役時代に“遊ぶ選手”を見て思っていたことを明かした。
現役引退によって「タイムスケジュールも鬼のように変わりました」と語る槙野氏。「引退前は(夜)11時には必ず寝てましたね」「10時にはお風呂入って、マジで寝る準備。で、11時には絶対寝る。絶対このタイムスケジュール。17年間ずっとやってました」とのことで、「朝起きてごはん食べて練習行きますよね。そうすると昼の3時4時に終わるので、そこからまたトレーニングに行って、治療してマッサージ行って、食事して休息して……」と、文字通り、サッカーに捧げた日々だったようだ。
アスリート然とした過ごし方に、秋元真夏は思わず「言い方あれかもしれないですけど、遊ぶ時間とかない……?」と質問。すると、槙野氏は「いや、遊ぶ時間はあるんですよ。サッカー選手はたぶん一番遊ぶ時間あります」としつつ、サッカー選手の生活について、より詳しく触れていく。
まず、「午前中なんですよ、練習が。なので昼からフリータイムなんで、みんな自由に使っていい。だから本当に人それぞれです。ボーリング行こうが、ゴルフ行こうが、麻雀しようがまったく誰も何も言わないです」と説明。
しかし、その一方で「ただその遊んでる時間に他の人たちは練習してますよ、他の人たちはケアしてますよ、みたいな感じだから」「トップを目指してる選手たちは、チームの練習が終わった後はもう個人練習やってました」と、一流の選手はサボらずにサッカーに打ち込んでいたという。
秋元が「大変ですね、自由に使っていい時間があると自分を律していかないと無理じゃないですか」と話すと、槙野氏も「そうなんですよ」と同意。その上で「(自分は)究極の負けず嫌いなんで、誰かが何かやってると、自分はそれ以上のものをやりたいと思っちゃうんですよ」と打ち明け、「逆に、遊んでる選手を見ると『俺はああなりたくないから練習するんだ』とか、反面教師ですよね。他の人を見ながら勉強する、みたいな感じでやってました」と振り返っていた。