元プロ野球選手で野球解説者の赤星憲広氏が5月30日、YouTubeチャンネル『谷繁ベースボールチャンネル』に出演。動画「【赤星憲広】球場ごとに変わるスパイク。盗塁王はここまでこだわる!」内で、メジャーリーグで導入されたピッチクロックについて語った。
赤星憲広氏
試合時間の短縮を目的に今シーズンからメジャーリーグで導入されたピッチクロック。同制度について、谷繁元信氏が「キャッチャー的にはちょっとふざけんなよっていう」と本音を漏らすと、赤星氏も「ランナー有利でしょう。だって2回までしか牽制できないんですから」と同意する。
さらに、赤星氏は「例えば谷繁さんがキャッチャーをやられてたとして、ピッチャーも大体、谷繁さんのサインに『分かりました』ってなるじゃないですか? でも、キャッチャーが若手で、ピッチャーが年上ってなったときに『違う』とかってなる」と、より時間がかかるケースにも言及。
それに対し、谷繁氏が「ピッチクロックをするんだったら、ピッチコムが要ると思う」と、投手と捕手のサイン交換のための電子機器・ピッチコムの導入も視野に入れるべきだと持論を述べると、赤星氏も「じゃないとすごく長くなってしまう」とうなずきつつ、「バッテリーの連携がすごく大事になってくる」と分析していた。
