ナイルは5月30日、「東京都の婚活事情」の結果を発表した。同調査は2022年11月30日~12月6日、駅探が運営するメディア「駅探PICKS婚活」とナイルが運営するメディア「Appliv出会い」が全国既婚男女1万176名を対象に、インターネットで実施した。

  • 現在のパートナーと出会ったきっかけ(東京都)

現在のパートナーとどこで出会った尋ねたところ、東京都の1位は「知人や友人からの紹介」(32.7%)が最も多く、2位は「職場恋愛」(28.6%)だった。3位以降は、「結婚相談所」(6.0%)、街コン、婚活パーティーも含めた「合コン系」(5.5%)がランクインしている。

東京は「その他」(23.5%)の割合が全国で最も多かった。内訳としては、「趣味・部活・サークル」(34.2%)、「同じ学校」(21.1%)が多い。

東京は、現在のパートナーと「結婚相談所」で出会った割合が6.0%と、全国では2位、関東ではトップだった。

  • 現在のパートナーと「結婚相談所」で出会った割合(東京都)

現在のパートナーと結婚に至った期間を尋ねたところ、東京で最も多かったのは「半年以上~1年未満」(24.0%)で、2番目は「1年以上~2年未満」(21.2%)だった。全国と比較すると、「半年未満」や「半年以上~1年未満」、「5年以上」が全国平均を上回っており、早婚の人もいれば、じっくり結婚に至る人もいることがわかった。

  • 現在のパートナーと結婚に至った期間(東京都)

利用した婚活サービスについて聞くと、東京で最も多かったのは、結婚相談所の「オーネット」(23.8%)で、2位は、会員数・店舗数が業界最大級の結婚相談所「ツヴァイ」(14.3%)、3位は結婚相談所「IBJメンバーズ」と、完全審査制でハイスペックな人と出会えることが魅力のマッチングアプリ「バチェラーデート」(9.5%)だった。

  • 利用した婚活サービス(東京都)

東京の人が結婚するにあたって最もハードルに感じたことは、結婚の許可や同居、跡継ぎといった「ご両親との関係性」(34.3%)が最も多く、「金銭面」(26.7%)が続いた。

  • 結婚するにあたって最もハードルに感じたこと(東京都)

東京で「結婚相談所」がきっかけで出会った人に、結婚するにあたってのハードルを聞くと、「パートナーとの価値観の違い」「特にない」(30.8%)が同率1位で、3位は「パートナーとの物質的な距離」(23.0%)だった。