6月17日で19歳を迎える鈴木。抱負を尋ねると「とにかく楽しく、やりたいことをやって、ラストティーンなので一瞬一瞬大事にしたいです」と笑顔で答えた。

俳優業のみならず、バラエティや情報番組などにも出演。近年ますます活躍の幅を広げており、この4月から『ZIP!』だけでなく、BSフジ『ガチャムク』ではMC、RCCテレビ『鈴木福のミミヨリ! ひろしま』ではキャスターを務めている。

今の状況に「ありがたいです」と感謝。いろいろな仕事に挑戦することで相乗効果も実感している。

「『ZIP!』のパーソナリティーをやるためではないのですが、1年ぐらい前からアナウンサーやナレーションの練習もしていて、それはすごく俳優業にも活きていると思います。発声につながるので」

今後もさまざまな挑戦をしていきたいという。

「いろんな方向にやりたいことがあるし、すごく欲張りなんです(笑)。そして、自分がやりたいことに直接的につながらないだろうなということも、やってみたら意外とつながることもあるので、何でも挑戦して出続けることも意味があるなと。なので、すべて全力でとにかく頑張るというのを心がけています」

関係ないと思っていたことが自分のやりたいことにつながったという実体験が『仮面ライダーギーツ』への出演だという。ジーン役として出演し、仮面ライダージーンに変身も。『仮面ライダー』ファンである鈴木にとって念願の仮面ライダーへの変身となった。

「ずっと仮面ライダーになりたくて、ついになれたのですが、直接的につながるとは思えないバラエティ番組などにも出続けていたからこそ、仮面ライダーの役をいただけたのだと思っています。どの仕事も一個一個大切に出続け、お芝居に対する思いも持ち続け、ある程度の努力もしてきたつもりなので、それらが仮面ライダーにつながったのかなと」

高校1年生の頃に「本格的に仮面ライダーを目指そう」と決意し、そこから「何でもやります」というモードに突入。「無双モードみたいになって『何でもやらせてください』と言っていたら、結果として夢が叶い、ありがたい限りです」と喜んでいる。

仮面ライダーという夢を実現した今、次に叶えたい夢は何だろうか。

「まだ大きくこれだというものはないですが、大河ドラマは出たことがないので、いつか出演したいという思いがあります。これから一日一日過ごしていく中でまた大きな夢が見つかると思うので、それを叶えられるようにこれからも何でもやるという意識で頑張っていきたいと思います」