映画『おとななじみ』(5月12日公開)の公開記念舞台挨拶が29日に都内で行われ、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズ Jr.)、久間田琳加、高橋洋人監督(※高ははしごだか)が登場した。

  • 左から久間田琳加、井上瑞稀、高橋洋人監督

    左から久間田琳加、井上瑞稀、高橋洋人監督

同作は中原氏による同名コミックの実写化作。青山春(井上)と加賀屋楓(久間田)は、4歳の時から隣に住む“おさななじみ”。楓は20年間ハルを思い続けているが、ハルは楓の気持ちに全く気付く様子はなく、楓はハルの世話を焼きすぎてしまい……。2人の進みそうで進まない恋模様を描く。

最近チャレンジしたことについて聞かれた井上は、「ビビリなんで踏み出せないんですけど、今年の春前くらいに韓国旅行に行って。プライベートで初海外に行かせてもらったんです」と明かす。

井上は「作間(龍斗)という人と、藤井(直樹)ちゃんという人と、那須(雄登)くんという子たちがいるんですけど、4人で行って、僕以外の3人は英語のリスニングが多少わかるし韓国語もちょっと勉強していて、なんとなくの言葉が分かるし会話ができてて、僕だけ本当にわからなくて、惨めな気持ちになってきて。『3人がいなきゃ何もできない』と。だから最後に『飲み物を頼ませてくれ』とお願いして、ごはんやさんで勇気を振り絞って『チョギヨ〜』(すいません)と言いました」とエピソードを披露。「僕なりの大きな一歩ですね」という井上に、久間田も「すごい大きい一歩じゃないですか」と言ったものの、たった一言だというツッコミに「ちっちゃい一歩ですね」と訂正していた。

この日はさらにサプライズで、同作に出演するアンミカが、原作者の中原からのメッセージを代読する音声が流れる。「完成した作品は宇宙一かわいく、かわいすぎて黙って見ていらないので、『かわいい』と叫ぶ時間を授けていただきたいくらいでした」「原作者という立場でありますが、いまやお2人の大ファンです」「銀河一素敵な井上さんと久間田さん、今後ビッグなスターになられると思いますが、映画『おとななじみ』のことはどうか忘れず、いつまでも心の隅にそっと置いておいてくださったらうれしいです」といった言葉がかけられた。

アンミカ自身も「2人の癒やしのほんわか空気のおかげさまで、とても明るく朗らかで、みんな幸せな気持ちだったと思います」と感謝のメッセージ。久間田は「知らなかった」と驚き、井上は「先生が喜んでくださるのが何よりうれしいです。0から生み出してくださった方なので、安心もしますし、この映画に携われてよかったなと心から思いました」と喜びを表す。さらにアンミカについて「この間、たまたま新大阪の駅で会ったんですよ。普通にタクシー乗り場に並んでらっしゃって、ご挨拶したら『あ、ハルくん!』とすぐに声をかけてくださって、まだ身近に感じてくださっててうれしいなと思いました」と語った。