ミランに所属するB・ディアス(左)とレアル・ソシエダに所属する久保(右) [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードが来シーズンへ向け、2選手を復帰させる可能性があるようだ。スペイン紙『アス』が27日付けで報じている。

 同クラブではスペイン代表FWマルコ・アセンシオが今シーズン限りでチームを退団することが濃厚と見られており、その後釜としての選手補強に現地では注目が集まっている。そこで今回は、2人の選手が伝えられた。

 1人目は、現在ミランに所属しているスペイン代表FWブラヒム・ディアス。現在23裁の同選手は2019年からレアル・マドリードに所属しており、2020年からはミランへ期限付き移籍。ここまでイタリアで3シーズンを過ごして公式戦122試合に出場しており、セリエA優勝やUEFAチャンピオンズリーグへの出場など、さまざまな経験を着実に積み重ねている。同紙は「ダイナミズムをチームにもたらす」「ブラヒムにとっては待ち望んだチャレンジになるだろう」とも伝え、レアル・マドリードへの復帰の可能性を伝えた。

 そしてもう1人は、日本代表MF久保建英。今シーズン、レアル・マドリードからレアル・ソシエダへこちらも期限付き移籍を果たし、公式戦40試合出場9ゴール6アシストを記録する活躍を見せた。アセンシオと同じ左利きのプレーヤーで復帰にも期待が高まるが、「この日本人のタレントはレアル・ソシエダの正式なメンバーであり、その市場価値は6000万ユーロ(約90億円)に設定されている」とも伝えられている。

 ラ・リーガやCLのタイトルを逃したレアル・マドリードが、今夏どのような選手補強を見せるのか注目が集まる。