28日、明治安田生命J1リーグ第15節川崎フロンターレ対柏レイソルが行われた。
前節終了時点で11位の川崎Fは、現在リーグ戦2連敗中。今節はホーム『等々力陸上競技場』で3試合ぶりの勝利を目指す。一方15位の柏は、直近の3試合で2分1敗と勝利から遠ざかっている。こちらは4試合ぶりの勝利へアウェイの地へと乗り込んだ。
先制したのは川崎Fだった。21分、相手のスローインの流れからFW小林悠が敵陣深く左サイドでボールを奪うと、勢いそのままにペナルティエリアへ進入。ゴール左から右足で鋭いシュートを決め、先制点を記録した。今シーズンのリーグ戦初先発を果たした小林のゴールで、川崎Fがリードを奪う。
その後も川崎Fが攻勢を強めると、前半アディショナルタイムにも追加点が生まれた。敵陣深く左サイドでパスを受けたDF登里享平が、MF脇坂泰斗とのパス交換で中央へと進入。登里は右足で豪快なミドルシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。試合は2－0でハーフタイムを迎える。
追いかける柏は、後半立ち上がりからFW武藤雄樹とFWフロートの2選手を投入。得点への姿勢を強める。
それでも川崎Fが前半に引き続きボールを保持する展開となり、柏に反撃を許さなかった。
結局試合は2－0で終了し、川崎Fが3試合ぶりの勝利を掴んでいる。
【スコア】
川崎フロンターレ 2－0 柏レイソル
【得点者】
1－0 21分 小林悠（川崎F）
2－0 45+1分 登里享平（川崎F）
