嵐の松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)で井伊直政を演じている板垣李光人がコメントを寄せた。

  • 井伊直政役の板垣李光人

板垣が演じる井伊直政は、女城主直虎によって大切に育てられた井伊家の御曹司で、家臣団の新戦力として活躍。頭の回転が速く、女性によくモテる。誰に対しても不遜な物言いをするのでトラブルが絶えない。本作では「井伊谷からやってきた美少年」とキャッチコピーがつけられている。

板垣のコメントは以下の通り。

■直政が家臣団の新戦力に

一言で言うと、直政は家臣団の“Z世代”という感じだなと思います。自分もそうですけれど、直政もイマドキの子に近いなと思いますし、それが今作においての井伊直政の魅力だったり、僕が演じる意味にもなるのかなと思っています。直政は思ったことを直球的に温度感高めに言うところがあります。僕自身はローの(低い)テンションのままで言いたいことを言うタイプですが、そこは自分とも少し似ているかなと思っています。

■家康(松本潤)に仕えることを決断するシーンについて

第16回の初対面シーンと、第20回の殿(家康)とでは、オーラというか、対峙したときに感じるものが全然違っていて。そこにすごく引っ張って貰えたなというのは一番感じましたし、そこでだいぶ気持ちを上げて貰ったのは印象に残っています。
「民を苦しませる殿様より、笑顔にさせる殿様の方がずっといい」というセリフは、直政の生きてきた世界を物語っているなと思いましたが、元々は嫌っていた家康に歩み寄るという気持ちの変化は、自覚のある中で徐々にというよりは、気がついたら惹かれていたという感じだったのかなと思いながら演じていました。これから直政が徳川家臣団に対してどのような風を吹き込むか、ぜひ楽しみにしていただけたらなと思います。

(C)NHK