元プロ野球選手で野球解説者の上原浩治氏が22日、YouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』に出演。動画「【耳を疑う】5年連続30本! 岡本和真選手のホームランの打ち方が予想外すぎた【新人 田中千晴選手も登場! 上原浩治を質問攻め】【坂本勇人選手・阿部慎之助コーチも】【巨人練習取材 (2)/4】」内で、巨人・田中千晴へ金言を授けた。

上原浩治氏

同チャンネルでは今回、巨人の試合前練習に密着(※5月3日撮影)。そのなかで、2022年ドラフト3位のルーキー・田中が上原氏に、ピッチャーとしてのマインドについて相談する場面が訪れる。

この相談に、上原氏は「大雑把に考えたほうがいい。神経質になりすぎると大変になるんで」と説明しながら、「『マウンドに上がって打たれたらアカン』って気持ちよりも、『監督が俺を指名したんやから監督のせい』っていうぐらいの気持ちでいったほうがいい」「責任を全部自分で背負う必要はない」と助言。

続けて「俺が持ってた考えは、『命まで取られない』っていう考え。どんだけ打たれたって死ぬことはない。あまり自分で自分を追い込まないことが大事」と、選手時代に自身が持っていた考えも伝えた。

さらに、上原氏は「(打たれたとしても)夜12時まで。12時回ったら日にちが変わるんやから」と、反省するとしてもその日どまりにすべきとアドバイス。「打たれたとしても、それは過去のこと。打たれなかったことにしようとしても無理なわけよ。実際打たれたわけやから。だったら前見てやらないといけない」と、気持ちを意識的に切り替えることの大切さを説いていた。