アデランスは、「髪の毛の“くせ”に関する意識調査」の結果を5月23日に発表した。調査は1月10日〜12日の期間、20～60代の男女4,888名を対象にインターネットにて実施したもの。

  • 自分の髪の毛をくせ毛だと思うか

「自身をくせ毛だと思うか」との質問に対し、「くせ毛だと思う」「どちらかといえばくせ毛だと思う」を合わせて、53.2%が「くせ毛であると思う」と回答。男女別にみると、女性(62.1%)が男性(44.3%)を上回ることが判明。

  • 47都道府県別

  • 47都道府県別

また、47都道府県別にみると、「くせ毛だと思う」「どちらかといえばくせ毛だと思う」が最も多かったのは「熊本県」(59.6%)で、次いで「山口県」(58.7%)、「島根県」「大分県」(各57.7%)と続いた。一方、最も低かったのは「群馬県」(43.3%)だった。

  • 自身の髪質やくせに不満はあるか

「自身の髪質やくせに不満はあるか」と尋ねたところ、「不満である」「やや不満である」を合わせて49.4%が「不満を感じている」との結果に。また、くせ毛の人ほど、髪質への不満度が高い傾向にあることがみられた。

  • 髪のクセや髪質で悩んでいること

「髪のクセや髪質で悩んでいること」について尋ねると、トップは「髪がうねる」(39.9%)で、次いで「髪のセットがうまくいかない」(27.9%)、「ボリュームが出ない」(27.1%)と続いた。

  • クセ毛の実感度合い別に比較

上記の結果をくせ毛の実感度合い別に比較したところ、「くせ毛だと思う」は7割以上、「どちらかといえばくせ毛だと思う」は5割以上が髪のうねりに悩んでいると回答した。そのほか、「髪のセットがうまくいかない」(42.0%)、「髪がまとまらない」(45.2%)との意見もあがった。一方で、「くせ毛ではない」と回答した人は、「ボリュームが出ない」が3割強と回答が集中した。

  • 年齢の変化によって髪のクセや髪質が変わったと感じるか

  • 具体的に、何歳ぐらいから変化があったか

「年齢の変化によって髪のクセや髪質が変わったと感じるか」との質問に対し、全体では23.8%が「クセやうねりが強くなった」と回答。男女別にみると、男性は11.9％である一方、女性は35.8％と、女性の方がより強く感じていることが判明した。

また、「変化を感じ始めた年齢」について尋ねたところ、「40代」が最多で、女性では32.4%、男性では36.5%という結果に。

  • 髪のクセを直すための対策

「髪のクセを直すための対策」をみると、全体では「ドライヤーによるブロー」(26.4%)、「水やお湯で濡らす」(23.2%)など、一般的に家庭でできる対策が上位に。一方で、くせ毛だと思っている人の29.2％が「何もしていない」との回答が上位にあがった。