ヤクルト・髙津臣吾監督 (C) Kyodo News

○ 広島 6 - 4 ヤクルト ●

<7回戦・マツダスタジアム>

 ヤクルトは序盤の6失点が重く4年ぶりの8連敗。借金は「9」に膨れ上がった。

 先発の高梨が誤算。初回は二死二塁から死球と四球を与え満塁のピンチを招くと、6番・坂倉に右前2点適時打を先制された。2回も1点を失うと、3回は8番・田中に右越えの3ラン被弾。7安打3四死球で6点を失い、今季最短の3回降板となった。

 打線は6点を追う4回、代打・西浦の今季初安打となる中前適時打、2番・サンタナの右前2点適時打で計3点を返すと、5回は5番・オスナ、6番・濱田の連続二塁打で2点差。しかし6回以降は追加点を奪えず、9回は二死二、三塁と一打同点の好機を作ったが、最後は7番・長岡が一ゴロに倒れた。

 リリーフ陣は2番手・今野、3番手・小澤が踏ん張り4回以降ゼロを並べたが、この日も投打が噛み合わず3回6失点の高梨は3敗目(0勝)。8連敗は16連敗を喫した2019年以来となり、この日DeNAに勝利した最下位・中日とのゲーム差は1.5となった。