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 アストンマーティンは現地時間の5月24日、スポーティなキャラクターとダイナミックな走行性能を大幅に進化させた新型「DB12」を発表した。


クラス最高級の680PS/800Nmを発揮するV8ツインターボエンジン搭載



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 新型「DB12」は、アストンマーティン・エンジニアによってファインチューンが施された4.0L ツインターボ V8エンジンを搭載。



 最高出力680ps/6,000rpm、従来のDB11と比較して34%増加した最大トルク800Nmを発生し、0-100km/h加速が3.6秒、最高速度は325km/hに達する。



 そのエンジンには8速ATと、アストンマーティンDBモデルでは初めて採用されたエレクトロニック・リア・ディファレンシャル(E-Diff)が組み合わされる。



 ディファレンシャルは、車のエレクトロニック・スタビリティ・コントロール(ESC)システムと連動して作動。



 従来のLSDとは異なり、数ミリ秒以内に全開からフルロックまで変化させることが可能で、ドライバーに最大限のレスポンスを提供し、より正確で一貫したハンドリングを実現する。




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パワーとポテンシャルを表現 ワイドなスタンスを強調したエクステリア




 エクステリアでは、トレッドがフロント6mm、リアが22mm拡大し、フロントエンドはラジエーター開口部とスプリッターの形状を変更、さらに標準装備の21インチ鍛造アロイホイールにより、ワイドなスタンスを強調。



 フロントノーズには、新しいアストンマーティンのウィングバッジが装着された。



 さらに、新しく採用した小型のフレームレスウィングミラーは、新しいデザインを引き立てるとともに、空力特性を向上させる。




ウルトラ・ラグジュアリーを体現するインテリア



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 インテリアも一新され、クリーンな水平ラインが空間感覚を強調。ドライバーを中心としたコックピットに焦点を当て、日常的なテクノロジーと高級なクラフトマンシップや素材をシームレスに融合させたデザインとした。



 各部にレザーインテリアの老舗「Bridge of Weir(ブリッジ・オブ・ワイル)」の手縫いのレザーを採用。新しいキルティングは、精緻なディテールとユニークな個性を表現し、最高品質のフルレザーまたはアルカンターラのインテリアに採用されている。



 このほか、アストンマーティンが設計・開発した完全オーダーメイドの次世代インフォテインメントシステムが導入された。



 新型「DB12」最初のデリバリーは、2023年第3四半期に開始予定としている。





アストンマーティン 公式HP