フジテレビ系ドラマ『あなたがしてくれなくても』(毎週木曜22:00~)の原作者・ハルノ晴氏がこのほど、撮影現場を訪問し、奈緒や永山瑛太と対面した。

  • (左から)永山瑛太、ハルノ晴氏(イラスト)、奈緒=フジテレビ提供

スタジオを訪れたハルノ氏がスタッフ控え室に案内されると、そこにはスタッフと談笑していた奈緒の姿が。心の準備ができないまま、思わぬ形での初対面になったハルノ氏が「本物だ…!」と驚いていると、奈緒から「はじめまして。この作品のお母さんですよね…!」と感激の言葉が飛び出した。

そんな奈緒の笑顔を見て緊張がほぐれたハルノ氏も声を弾ませて、「ドラマ化のお話をいただいた時から、誰がどの役を演じるのかをみんなで予想していたんですけど、みちが奈緒さんに決まったと聞いた時は本当にうれしかったです!」と、原作者ならではのエピソードを明かした。

この日は、きょう25日放送の第7話のみち(奈緒)と陽一(永山)、2人のシーンを撮影しており、先に撮影していた陽一だけのシーンをモニターで奈緒とハルノ氏が一緒に見ることに。次第に2人も打ち解けていき、ドラマの感想などを楽しげに話す場面も見られた。

その後、奈緒の撮影もスタートすると、一瞬でみちの顔に切り替わったことに驚いて、「30秒前まで隣にいたのに…すごいですね!」と、生で見る奈緒の演技に感激。収録が休憩に入ると、吉野家や新名家などのセットを見学し、SNSでもひそかに話題になっている「吉野家の冷蔵庫に貼られているパンのシール」や、「新名家のタッパー満載の棚」などをうれしそうに見ていた。

ちなみに、新名家で使っている冷蔵庫が、偶然にもハルノ氏の自宅にあるものと同じものであることが判明。冷蔵庫の中身もチェックすると、料理好きの新名(岩田剛典)が使っているさまざまな調味料や高級志向の食材などを見て、「こんな細かいところまで作ってるんですね!」と、美術スタッフのこだわりに驚いていた。

見学の最後には、永山も合流して奈緒と3人で記念撮影。始めは緊張しきりのハルノ氏だったが、和やかな雰囲気に包まれて現場訪問は終了し、ハルノ氏は「スタジオ見学したことでドラマの世界観がグッと近づきました」と感想を語った。

この訪問の様子は、ハルノ氏が漫画化してドラマ公式SNSなどで公開予定となっている。

■ハルノ晴氏コメント
「スタジオ見学したことで『あなたがしてくれなくても』のドラマの世界観がグッと近づきました。これからの放送を、より一層楽しみに見たいと思います。温かく迎えて下さった奈緒さん、永山瑛太さん、スタッフの皆さん、素敵な時間をありがとうございました」

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