タレントの叶姉妹が16日、音楽ストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組「叶姉妹のFabulous World(ファビュラスワールド)」を配信。”怒りのコントロール”について、持論を語った。

叶姉妹(左から叶恭子、叶美香)

「【Fabulous2】#42 人生は80%が不条理と考えて、不条理な事は正面で受け止めず紙に包んで捨てる、蓋をする、踏み潰す。」では、営業職に就く29歳のお悩みを紹介。相談者は、「自分のせいではないトラブルに巻き込まれることも多く、謝るたびに爆発しそうになる」そうだが、恭子は、「営業職っていうものは、とてもそういう曲面が多いと思うんですね。不条理なことが、世の中は80%ぐらいあるわけでしょ? だから、そういう風なことも組み込んで考えておく」と助言。「“なんて不条理なんだろう”っていう何かが出てきたときには、それには蓋をしておく。蓋をして、それは聞こえてなくて、肝心なご自身がすべきことをする。それでいいんじゃないですか?」と、反応しないことが大事だと伝えると、美香も、「いろいろ不条理なことがたくさんあるわけですから。それに腹を立ててたら……」と共感していた。

また、営業職という職業柄、「不条理なことでも謝らなければいけない」ことが多々あるとしながら、恭子は、「仕事の中に組み込まれてしまっていることだから、取り外しができないはずなんですね。特に、たくさんの方とお会いすることが多いと思いますので、たくさんの方の中には不条理な方も結構いらっしゃる。でも、“この方とは一生のお付き合いではないから”とか、そういう気持ちなのであれば、それほどでもないかもしれませんよね」とも。美香が、「相手にしないっていうことですよね。自分と対等にならないっていうことですよね」と続けると、「その部分だけはね。だから、自分のお仕事の内容の部分はきちんとこなして、そこの部分は蓋をするなり、紙に包んで踏み潰しておくとか」と、不条理なことへの心持ちをアドバイスしていた。