JR西日本は18日、京阪神地区の整備対象エリアで4月1日から導入している鉄道駅バリアフリー料金制度を活用した設備整備として、三ノ宮駅1番のりばの昇降式ホーム柵の使用を5月27日から開始すると発表した。明石駅1・2番のりばの昇降式ホーム柵、天王寺駅11・14番のりばの可動式ホーム柵の整備着手も決定した。
新たに昇降式ホーム柵が設置された三ノ宮駅1番のりばは、おもにJR神戸線(東海道本線)尼崎・大阪・京都方面の新快速や特急列車などが停車する。昇降式ホーム柵は高さ約1.3m、最大開口約12.7m、柵延長約240m。5月27日の始発列車から使用開始予定だが、工事の進捗状況により、使用開始日を変更する場合もある。三ノ宮駅では全ホームにおいてホーム柵が使用開始となる。
明石駅の1番のりばはJR神戸線(山陽本線)加古川・姫路方面の快速・普通列車、2番のりばは三ノ宮・尼崎・大阪方面への快速・普通列車が停車。両ホームともに昇降式ホーム柵を整備し、2025年度中の使用開始を予定している。
天王寺駅の11番のりばは大阪環状線内回り、14番のりばは大阪環状線外回りの列車が停車。両ホームともに可動式ホーム柵を整備し、2025年度中の使用開始を予定している。