三井不動産レジデンシャルとECOMMITは5月16日より、回収ステーション常設型の不要品回収サービス「くらしのサス活Circular Action」を開始した。

  • マンション共用部における常設型の不要品回収ステーション

同サービスは、三井不動産レジデンシャルによる楽しみながら持続的に脱炭素活動を実践する「くらしのサス活」の活動の一つとして、ECOMMITと連携のもと提供するもの。

マンションの共用部に、入居者がいつでも不要な衣類などを入れられる不要品回収ステーションを常設しており、気軽に資源循環に参加できるようになっている。

1月27日からは、サービス開始に先駆けてパークアクシス豊洲キャナルの共用部に回収ステーションを設置のもと衣類などを回収する実証実験を実施しているが、既に月間約200kgの不要品が回収されたほか、焼却した場合と比較して約70%のCO2排出量の削減を実現している。

今回は、豊洲エリアのマンション5棟、約4,000戸を対象としており、年間で合計15t以上の回収を見込んでいるという。

回収した不要品はECOMMITがリユース品として再流通させるほか、衣類に関しては、ECOMMITが取り組む「Wear to Fashion」の仕組みを通じてリサイクルされる。

  • 不要品のリユース・リサイクルのフローイメージ

今後も、同社・グループが提供・管理する新築分譲マンションや既築マンションなどにて順次拡大していく予定とのこと。