ロッテは、全国の20~50歳の男女400名を対象に「マスク緩和前後の行動・意識調査」を実施した。調査は、2023年4月18日~4月20日に行った。

3月13日からのマスク緩和後のマスク着用状況について、66.5%が「特に変わらず、できるだけマスクを着用している」と回答。「シーンに合わせてマスクを外すようになった」人が26.5%、「常にマスクを着用しなくなった」人が3.0%と約30%はマスクを外すようになっていることが明らかになった。

「特に変わらず、できるだけマスクを着用している」と「シーンに合わせて外すようになった」と回答した人に、マスク着用を継続している理由を聞いたところ、半数以上の人が「感染を防ぎたいから(57.5%)」、「周りが着用しているから(51.1%)」と回答した。

一方で、「口元を見られたくないから(17.2%)」や「メイクや髭剃りなどのケアをするのが面倒だから(14.5%)」「表情を見られたくないから(12.6%)」と回答する人がいるなど、口元や表情など、自分の外見を理由にマスクを着用している現状も明らかになっている。

「シーンに合わせて外すようになった」と回答した人を含めたマスクを外すようになった人に、マスクを外した生活で感じることを聞いたところ、「呼吸が楽になる(78.8%)」、「気分が開放的になる(38.1%)」とメリットを感じている人が多数いることが明らかに。

一方、「相手にどう見られているか気になる(11.9%)」「自分の口臭が気になる(11.0%)」などと、感染リスク以外のことに対してネガティブに感じている回答もあった。

「マスク生活が長引いたことで顔や口周りの筋肉が衰えたと思いますか?」という質問に対し、12.0%が「とても思う」、28.6%が「やや思う」と回答し、40.6%の人が顔や口周りの筋肉の衰えを感じていることが明らかになった。

「笑顔がぎこちなくなったと思いますか?」という質問に対しても、34.7%の人が「とても思う(8.9%)」「やや思う(25.8%)」と回答した。

「笑顔がぎこちなくなったと思う」と回答した人に、ガムを噛むことで「顔や口周りの筋肉を動かすこと」や「口臭ケア」ができることを伝えたところ、67.6%の人が、「脱マスクに伴いガムを噛みたい(噛む回数を増やしたい)」と回答した。

「表情筋が衰えたと思う」と回答した人のうちでは、「噛みたい(噛む回数を増やしたい)」と回答した人は64.1%だった。