テレビ東京の経済番組『カンブリア宮殿』(毎週木曜23:06~23:55)では、「『いきなり』とは違う? 沖縄発 格安ステーキ店の型破り経営術」を18日に放送する。

  • 『カンブリア宮殿』よりディーズプランニング社長・義元大蔵氏 =テレビ東京提供

昨年から牛肉の高騰により、経営が厳しいステーキ業界の中で、快進撃を続けている沖縄発の「やっぱりステーキ」。「いきなりステーキ」のパクリでは? と揶揄されながらも、創業年の1億円から7年間で50億円に売上を伸ばし、コロナ禍の3年間で店舗数を29店舗に増やした。今年中には100店舗に迫る勢いで成長を続けている。

18日の放送では、「やっぱりステーキ」創業者の義元大蔵氏が出演。他店が軒並み値上げをする中で主力の「ミスジステーキ」を値下げし、大きな話題を呼んだ同社は、「ステーキを日常食にしたい」をコンセプトに、安くておいしいステーキを提供することでリピーターを確実に増やしてきた。なぜ「やっぱりステーキ」は人々に受け入れられているのか、その裏側にある型破りな戦略を語る。

「やっぱりステーキ」の安さの秘訣は、コストを徹底的に抑えていること。テーブルにはステーキ用の調味料を10種類以上も用意し、味や焼の仕上がりは客自身の好みに任せ、余計なオペレーションはしないという。さらに、出店場所の家賃も通常の外食店だと売上の10%程だが、5%までに抑え、居抜きと決めているそう。地域ごとに店を統一せず、町のステーキ食堂としてリピーターを増やし、独走を続けるステーキチェーンの秘密に、MCの村上龍氏と小池栄子が迫る。