職場や友人関係、恋愛での出会いの場など、すぐ自慢する人はどこにでもいます。自慢話の多い人との会話で、うんざりしたり困惑したりという経験のある方は多いのではないでしょうか。

この記事では、すぐ自慢する人にありがちな特徴や心理状態・原因の他、自慢話ばかりする人への対処の仕方もまとめました。

  • すぐ自慢する人とはどんな人なのか

    すぐ自慢話をする人の特徴や心理、上手な付き合い方を紹介します

すぐ自慢する人の特徴とは

早速、すぐ自慢する人によくある特徴を紹介します。

過去の武勇伝を話したがる

すぐ自慢する人には、自分の武勇伝を何回も話す人が多くいます。

年配の人や年齢の離れた上司と会話していて、「俺の若いころは~」などと、武勇伝を聞かされる羽目に陥ったことのある方は多いのではないでしょうか。時には、同じ武勇伝を何度も聞かされるケースもあり、リアクションに困ってしまうこともあるでしょう。

また、語られる武勇伝が、真偽不明な過去の話ばかりである点も特徴です。

上から目線な言動が多い

上から目線での言動が多い点は、すぐ自慢する人が持つ特徴の一つです。

愚痴や相談に対して上から目線でアドバイスをし、こちらから聞いていなくても自分語りをし出します。

よくある例としては「◯◯さんはもっと積極的になった方がいいよ。私だったら~」というように、アドバイスをした後、自慢話に移るといったケースです。

本人は自慢話のつもりではなくても、結果として自慢話として受け取られてしまうことがよくあります。

SNSで過剰なアピールをする

SNSでの過剰なアピールは、自慢ばかりの人に多い特徴の一つです。

SNSで過剰なアピールをする人は、ブランド品や限定品などの持ち物、高級そうな食事、旅行中の様子などを、何度もSNSに投稿します。

その投稿で盛り上がっているのは、投稿者本人やその周りのごく少数だけで、見ているその他の人はアピールばかりの投稿にうんざりしてしまいます。

自虐風の自慢が多い

すぐ自慢する人の中には、自虐風に自慢話をする人もいます。

「同性の友達が多くてうらやましい! 私なんて男友達ばかりで~」「彼氏が欲しいのに、タイプじゃない人からばかり告白されるんだよね~」というように、「自分なんて」と、自虐に聞こえるような言い方で自慢をしてきます。

自虐から始まっても結局はマウントをとりたいという点が、自虐風の自慢が多い人の特徴です。

ブランド物好きが多い

自慢ばかりの人には、ブランド物好きの人が多い点も特徴として挙げられます。

ブランド物をアピールすることで、ブランド品そのもののアピールに加えて、ブランド物を持てるだけの財力があることを誇示したいケースが多くあります。

また、ブランド物を一つのステータスと考えており、ブランド物を身に着けて自分を大きく見せたい人もいます。

ブランド物に興味のある人にとってはうらやましく感じる場合がありますが、興味のない人にとってはつまらない話です。それでも、自慢する人はそれに気付かずブランド物をアピールし続けてしまいます。

すぐに特技や経歴を披露したがる

すぐに特技や経歴を披露したがる点は、自慢話の多い人によくある特徴の一つです。特別な資格や習い事の有段者であること、出身校などを話し、才能や能力をアピールします。

本人は、自慢したいと考えているわけではなく、単に事実の列挙をしているという認識で話している場合もあります。

また自慢の内容が、人より少し秀でている程度で、実は大したことはないというケースもあります。

有名人とのつながりをアピールする

すぐ自慢話をしたがる人には、有名人とのつながりをアピールする人もいます。

芸能人や政治家などとつながりがあることをアピールしてきますが、本当につながりがあるか否かは不明なケースも多々あります。

知り合いの知り合いが有名人であるだけで、本人と直接のつながりがない場合や、ほんの少し会話をした経験があるだけの場合でも、得意げに自慢する点が特徴です。

有名人とつながりのある自分がすごいと考えて自慢しますが、本人がすごいわけではないため、自慢話を聞かされた側は冷ややかな目を向けたくなるでしょう。

すぐ自慢する人の心理・原因7選

  • すぐ自慢話をする人の心理とは

すぐ自慢する人は、どのような心理で話をしているのでしょうか。すぐ自慢する人の心理や原因が分かると、対処法を見つけやすくなるでしょう。

ここでは、すぐ自慢する人にありがちな主な心理、原因を紹介します。

承認欲求が強い

承認欲求の強さがゆえに、自慢話ばかりしてしまう人がいます。

幼少期に周囲の人から褒められた経験が少ない人や、褒めてほしいという欲求が強すぎる人によく見られる心理です。

このタイプの人は、実は自分に自信のない人が多く、他者に認めてもらうことで自分自身を認められます。承認欲求が満たされたときに自分の価値を実感できるため、より多く褒めてもらおうとして、つい自慢話ばかりしてしまうのです。

孤独や寂しさを感じている

孤独や寂しさを感じている人は、寂しいと思うあまりに自分に関心を持ってもらおうと自慢話をするケースがあります。

これは、人から褒められたりうらやましがられたりすることで、自身の自己肯定感を高めるために行われる行動です。

承認欲求が強いタイプの人に見られる心理に似ていますが、細かい点で両者は異なります。孤独や寂しさから自慢話をするタイプの人は、自慢話を通して周囲にチヤホヤされることで、孤独や寂しさを埋めようとしているのです。

負けず嫌いな性格

負けず嫌いな性格に起因して、自慢話ばかりしてしまう人が存在します。

負けず嫌いな人は、相手と自分を比較して自慢をし、勝った気分になろうとします。とにかく相手に負けたくないと思う気持ちが強く、自慢して褒められることで、相手より優れていると実感したい人です。

相手と比較して自慢話をするため、自慢話を聞かされる側は不快に思うケースも多いでしょう。

優越感に浸りたい

優越感に浸りたくて自慢話ばかりしてしまう人もいます。

負けず嫌いな人と同様に人より優れていると実感したくて自慢話をしますが、負けず嫌いな性格ではなく、相手に負けを認めさせたいという心理が強く働いているタイプです。マウントを取って「すごい、かなわない」と相手に思わせることで、優越感に浸ろうとします。

またこのパターンの人は、自慢をしている相手を嫌っており、あえて不快な思いをさせようとしているケースもあります。

現状に不満がある

現状に不満がある人は、自慢話をすることで不満を満たそうとしているケースがあります。

この場合、過去には成功体験を得られていたり功績を残していたりするなど、以前は満たされていたはずの要素が現在は満たされていないという状況に不満を抱いています。昔の自慢話ばかりする人によく見られる心理です。

過去の自慢話によって一時は満たされたような気分になれますが、根本の解決にはつながらず不満が蓄積してしまうため、たびたび自慢話をしてしまいます。

他人への劣等感を抱えている

他人への劣等感から自慢話をするタイプの人も存在します。

自分の理想像や周囲の状況と今の自分を比較してしまい、強い劣等感を抱いているタイプです。このようなタイプの人は、自分を大きく見せるような自慢話で劣等感を解消しようとします。

劣等感が強いと、相手の状況や優れている点などを素直に認められず、意地でも張り合おうとして自慢話ばかりしてしまいます。

他人への劣等感を抱えている人は、本当は自分に自信を持てないからこそ自慢話をしてしまうのです。

好意がある人の興味を引きたい

相手に好意を抱いており、興味を引きたくて自慢話をするタイプの人もいます。

このタイプの人が話す自慢は、自分をアピールし、良いところを知ってもらうための自慢話です。

本人に悪気はありませんが、行き過ぎた俺様自慢は、逆効果であるケースがほとんどです。そして自慢話が逆効果であることに気付いていないため、なんとかして相手の気を引こうと、自慢話を繰り返してしまいがちです。

すぐ自慢する人を「うざい」と思ったら? 対処法・上手な付き合い方

  • すぐ自慢する人への対応の仕方

すぐ自慢する人と会話をしていて、疎ましく思ってしまうケースもあるでしょう。ここからは、すぐ自慢してくる人のかわし方、対処の仕方を紹介します。

大人の対応をする

大人の対応を心掛けることは、すぐ自慢する人との上手な付き合い方の一つです。

こちらが少し大人になって共感を示すだけで相手は満たされて、人間関係も良好な状態を保てるでしょう。子どもを相手にしているように、褒めて共感してあげる姿勢がポイントです。

「すごい!」「さすが!」などと、相手を認めて褒めるような返答をします。相手の自慢話にじっくり耳を傾けなくとも、褒め言葉を並べるだけで満足してもらえるはずです。

「へー、そうなんだ」などと塩対応する

「へー、そうなんだ」というように、あっさりとした愛想のない受け答えをするという対処法もあります。

興味がないと暗に伝えるようにし、自分の話が歓迎されていないと相手に気付いてもらうという対処法です。歓迎されていないと気付けば、自慢話ばかりすることをやめてもらえるケースがあります。

また、「へー、そうなんだ」と返答する際は、声のトーンを暗くすると、興味がないと相手により伝わりやすくなるでしょう。

話題を変えてみる

少し難しい対処法ではありますが、話題をうまく変えてみることも対処法の一つです。

「その話で思い出したんだけど…」「そうなんだ。そういえば…」などと、相手の自慢話中に話題をすり替えてみる方法です。相手の自慢話と全く関係のない話題では不自然になってしまうため、自慢話に関連する話題にすり替えてみるといいでしょう。

どれだけ自慢話をしても話題をすり替えられるため、自慢話を聞いてもらえない、と諦めてもらえるかもしれません。

前にも聞いたことを伝える

以前も聞いたと伝える方法も、自慢話を止めるために効果的です。これは、自慢話のバリエーションが少ない相手に特に有効です。

「それ、前にも言ってましたよね~」と笑って伝えるといいでしょう。仲の良い友人であれば、「またその話かいっ!」などと、冗談めかしてツッコむと笑い話にもできておすすめです。

すぐ自慢する人は、いろいろな人に同じ話をしているため、本人も誰に何を話したか覚えていないケースがほとんどです。何度も同じ自慢話をしていると気付けば、自慢話をする回数が次第に減るかもしれません。

明るく言葉で刺す

我慢が難しいほどの自慢話であれば、明るいトーンで「え~、自慢?」と問い掛けてみましょう。また、「自慢ばかりの人ってちょっとダサいかも!」などと、正直な気持ちを言葉にする方法もあります。

冗談めかして明るいトーンで伝えれば、相手は怒るわけにもいかず、かといって気恥ずかしさから何も言い返せず、自慢話も次第にしなくなるかもしれません。

本気に聞こえるような口調では相手との関係性がこじれてしまう可能性もあるため、冗談のような明るいトーンで伝えることがポイントです。

相手への対抗意識を持たない

自慢話ばかり聞いていると、いら立って対抗したくなるケースもあるでしょう。ところが一度対抗してしまうと、相手はさらに対抗しようと、新たな自慢話を持ち出してくる可能性があります。どうにかマウントを取ろうと、これまでより自慢話をされる機会が増えてしまうケースもあります。

自慢話に対して張り合おうとせず、対抗意識を持たないように心掛けて、聞き流す姿勢がおすすめです。相手に悟られないように振る舞いつつ、全く関係のない考え事をすると上手に聞き流せるでしょう。

他の人も巻き込んでターゲットを分散させる

一人で自慢話を受け止めると疲れてしまうため、他の人も巻き込んで、自慢話のターゲットを分散させる方法もあります。

自慢話をする人は、誰が相手でもいいと思って話しているケースがほとんどです。他の人を巻き込んで被害を分散させると、気持ちに余裕ができて、疲れにくい状況が作れます。

他の人を巻き込めれば、聞いているふりをしていても相手に悟られにくい上、相手は多くの人に自慢話を聞いてもらえたことでより満足します。

自慢話の詳細について質問し、面白い話に変える

これまで紹介した対処法を試しても状況が変わらない場合は、あえて自慢話の詳細について質問してみるのも一つの方法です。

深掘りすることで、ただの自慢話を面白い話に変えられる可能性があります。話を自分の興味がある話題に誘導できれば、こちらが抱えるストレスの軽減につながります。質問された側も、自分の自慢話に興味を持ってもらえて悪い気はしないため、相手との関係性の維持にも有効です。

また深掘りによって、意外にも新たな気付きや学びを得られるケースもあります。

ただしこの方法は、相手が気をよくしてますます自慢話をしてくることにつながる可能性もあるため、十分に注意しましょう。

自慢された話題に対して、相手が疲れるまで深掘りする

上記と似た方法で、自慢話をされたら、ひたすらその話題について質問を繰り返し、相手が疲れて限界を感じるまで掘り下げるという方法もあります。

この対処法では、相手を責め立てるのではなく、単純に興味があるように見える振る舞いをすることがポイントです。

興味がある相手を適当にあしらうことは難しい反面、立て続けに質問されると応答が面倒になります。繰り返される質問が面倒になれば、「この人に話すと対応が面倒になる」と考えて、次回から自分がターゲットにされることは減るでしょう。

ただしこの方法も、相手が気をよくして饒舌になったり、次回も自慢話をしてきたりという可能性につながる場合があります。

男女問わず、自慢話が多い人には振り回されないようにしよう

自慢話ばかりする人の特徴や心理、対処法をご紹介しました。

自慢話の全てをじっくり聞こうとすると、疲れてしまったり、時間を奪われてしまったりします。自慢話が多い人との上手な付き合い方や対処法を身に付けて、振り回されないようにしましょう。