大人になってから、恋をして「キュン」とした経験はありますか?
恋愛のときめきや胸の高鳴りは、毎日を華やかに変えてくれたり、頑張るための活力になったり、気分のリフレッシュにも効果があります。恋愛を楽しむ余裕がないという方でも、ラブストーリー映画を見ることで、ロマンティックな恋愛気分を味わうことができるでしょう。
そこで今回は、「キュンキュンする映画」の中でも特に大人向けの恋愛映画を厳選しました。
「キュンキュンする映画」大人の恋愛がテーマの作品25選
ここからは、各作品のあらすじ、見どころ、作品概要をご紹介します。マイナビニュース会員から寄せられたコメントも紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
『ちょっと思い出しただけ』(2021年公開)
作品概要
松居大悟監督が、盟友でもあるクリープハイプの楽曲「ナイトオンザプラネット」に触発されて製作されたオリジナル・ストーリー。クリープハイプは主題歌の提供だけでなく、劇中にもバンドとして登場しています。
公開年 | 2021年 |
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監督 | 松居大悟 |
出演 | 池松壮亮、伊藤沙莉、河合優実、大関れいか |
あらすじ
2021年の夏、34歳の誕生日を迎えた佐伯照生は、普段と変わらない朝を過ごしていた。昔の彼には、プロのダンサーになるという夢があったが、けがによって夢を諦め、現在はステージの照明の仕事をしている。一方、タクシー運転手の野原葉は、新型コロナウイルスの影響で人が減った町の中を車で走っていた。照生と葉は、かつて恋人関係だった。しかし、2人が愛し合った日々は今や遠い過去となり……。
見どころ
- 現在から過去へとさかのぼって描かれる照生と葉の愛の歴史
- 普通のカップルのやりとりを見ているかのような照生と葉の自然な会話と空気感
- 個性豊かな登場人物を演じる、國村隼、永瀬正敏ら豪華俳優陣
『花束みたいな恋をした』(2021年公開)
作品概要
映画『いま、会いにゆきます』の土井裕泰監督、ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』の脚本家・坂元裕二が描く等身大の若者の恋物語。2010〜2020年代に文化系カルチャー界隈で人気のあった実在の映画、小説、漫画、音楽などの作品タイトルが劇中に多く登場する点でも話題となった。
公開年 | 2021年 |
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監督 | 土井裕泰 |
出演 | 菅田将暉、有村架純、清原果耶、細田佳央太 |
あらすじ
終電を逃したことがきっかけで、偶然知り合った大学生の山音麦と八谷絹。音楽、映画、お互いの好きなものが奇跡のようにぴったりとあい、運命的なものを感じた2人は恋に落ち、一緒に暮らすようになる。大学卒業後も、しばらく2人の関係は平穏に続いていた。しかし、仕事や周囲の影響を受け、それぞれの考え方、人生の中で優先するものが次第に変化していく……。
見どころ
- 麦と絹の20代の恋、きらめく宝物のような2人の思い出
- 年を重ねるにつれて恋人と生きる道が変わっていく切なさ
- 胸に刺さるほどリアルな麦と絹の関係
『窮鼠はチーズの夢を見る』(2020年公開)
作品概要
水城せとなの漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を実写映画化。監督を務めたのは、『世界の中心で、愛をさけぶ』『ナラタージュ』で知られる行定勲監督です。
公開年 | 2020年 |
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監督 | 行定勲 |
出演 | 大倉忠義、成田凌、吉田志織、さとうほなみ |
あらすじ
誘われると断ることができず、若い頃から流されてばかりの恋愛をしてきたサラリーマンの大伴恭一。そんな恭一の性格は大人になっても変わることなく、既婚者でありながら不倫を繰り返していた。大学時代の後輩で、興信所で働いている今ヶ瀬渉と再会した恭一は、渉から関係を迫られる。偶然に恭一の妻から浮気調査を依頼された渉は、不倫の件を隠す代わりに、大学時代からの恭一を思っていたことを告げ……。
見どころ
- 既婚男性が溺れていく初めての同性相手の恋
- 渉に対し拒絶反応を示していた恭一の変化
- 恭一と渉、危うい2人による恋愛の光と影
『恋は雨上がりのように』(2018年公開)
作品概要
累計発行部数185万部を突破した眉月じゅんの漫画『恋は雨上がりのように』を実写映画化。映画公開の約4か月前には、フジテレビ「ノイタミナ」枠にてアニメ版が放送開始され話題となりました。
公開年 | 2018年 |
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監督 | 永井聡 |
出演 | 小松菜奈、大泉洋、清野菜名、磯村勇斗 |
あらすじ
選手生命に関わるほどのけがを負い、陸上をあきらめた高校2年生・橘あきら。ファミリーレストランの店長・近藤正己と出会ったあきらは、何気ない彼のやさしさに心ひかれる。近藤はバツイチ子持ちで、周囲から見ればさえない中年男だったが、あきらの目には特別な人として映っていた。近藤の店でアルバイトを始めたあきらは、日に日に彼への思いを募らせ……。
見どころ
- 45歳の近藤が戸惑うほど熱くストレートなあきらの恋心
- 28歳差がある近藤とあきらの「夢」という共通点
- 近藤とあきらがそれぞれに成長していく姿
『クレイジー・リッチ!』(2018年公開)
作品概要
作家ケビン・クワンの『クレイジー・リッチ・アジアンズ(Crazy Rich Asians)』を実写映画化。ハリウッド製作の映画ながら、アジア系の俳優をメインにしたラブコメディとなっています。
公開年 | 2018年 |
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監督 | ジョン・M・チュウ |
出演 | コンスタンス・ウー、ヘンリー・ゴールディング、ジェンマ・チャン、ミシェル・ヨー |
あらすじ
ニューヨーク出身の大学教授レイチェルは、彼氏のニックと一緒にシンガポールへ旅行をすることになった。その旅でレイチェルは、ニックが有名不動産王の御曹司であることを初めて知る。大金持ちの上に独身のため、ニックは、多くの女性たちから狙われていた。さらに、ニックの家族や親せきから、金目当てで付き合っていると勘違いされてしまい……。
見どころ
- レイチェルがニックと幸せになるため奮闘する姿
- 実はスーパーセレブだったニックと一般人のレイチェルの波乱万丈な恋
- 女同士の友情とバトル
『ナラタージュ』(2017年公開)
作品概要
2006年「この恋愛小説がすごい!」で1位に選ばれた島本理生の小説『ナラタージュ』を実写映画化。RADWIMPSの野田洋次郎による作詞作曲の主題歌を歌うのは、「adieu」(アデュー)こと上白石萌歌。
公開年 | 2017年 |
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監督 | 行定勲 |
出演 | 松本潤、有村架純、坂口健太郎、大西礼芳 |
あらすじ
ある日、大学2年生の工藤泉のところに、高校時代の演劇部の顧問・葉山貴司から電話がかかってきた。葉山は、部の卒業公演に参加してほしいと泉に話す。泉にとって葉山は普通の教師ではなかった。かつて片思いしていた相手であり、高校時代居場所がなかった泉を救ってくれた恩人でもあったのだ。当時の恋心を封印したまま、母校へ向かった泉。だが、葉山と再会した日から彼への気持ちがよみがえり……。
見どころ
- 胸にしまい込んでいた過去の恋心の再燃
- 2人の男性の間で揺れ動く泉
- 既婚者の葉山と泉の許されざる恋
『娚(おとこ)の一生』(2015年公開)
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出典:amazon
作品概要
西炯子の代表作である漫画『娚の一生』を実写映画化。公開当時、大人の恋愛映画であることを象徴するかのような、衝撃的な「足キス」と「床ドン」の場面が話題になりました。
公開年 | 2014年 |
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監督 | 廣木隆一 |
出演 | 榮倉奈々、豊川悦司、向井理、安藤サクラ |
あらすじ
東京での仕事や恋に疲れ果てたアラサーの堂薗つぐみ。祖母が暮らしていた田舎の一軒家で生活をはじめたところ、その家に海江田醇という謎の年上男性が訪ねて来る。彼は、祖母の知り合いだと言い、離れの鍵まで持っている彼は、つぐみを気に入り、離れに住むと言い出した。突然のアプローチに困惑するつぐみだが……。
見どころ
- アラサー女性と50代男性の大人の恋
- 謎多き海江田とつぐみのドキドキの共同生活
- 豊川悦司演じる大人の魅力あふれる海江田の色気
『ピース オブ ケイク』(2015年公開)
作品概要
ジョージ朝倉の漫画『ピース オブ ケイク』を実写映画化。監督は、俳優としても活躍している田口トモロヲ。主演2人に加え、菅田将暉、柄本佑、中村倫也など注目の人気俳優が多数出演しています。
公開年 | 2015年 |
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監督 | 田口トモロヲ |
出演 | 多部未華子、綾野剛、松坂桃李、木村文乃 |
あらすじ
自分の軸がなく、恋も仕事もふらふら流されがちな25歳の梅宮志乃。アルバイト先の同僚と浮気をしたため、付き合っていた彼氏にふられてしまった彼女は、自分を変えようと引っ越し、仕事も変える。しかし、新しい職場の店長・菅原京志郎が、たまたま自分と同じアパートに住んでいたことに、志乃は運命を感じてしまう。京志郎には同棲中の彼女がいるため、志乃は彼を好きにならないよう努力するが……。
見どころ
- 多部未華子、綾野剛の体当たりの演技
- 理想とする自分になれないことに悩み葛藤する志乃
- 愛情、怒り、悲しみ、制御することができない登場人物たちのあふれる感情
『きっと、星のせいじゃない。』(2014年公開)
作品概要
全米ベストセラーとなったジョン・グリーンの青春小説『さよならを待つふたりのために(The Fault in Our Stars)』を実写映画化。病気の少女を演じたシャイリーン・ウッドリーは高い評価を受けた。
公開年 | 2014年 |
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監督 | ジョシュ・ブーン |
出演 | シャイリーン・ウッドリー、アンセル・エルゴート、ローラ・ダーン、ナット・ウルフ |
あらすじ
末期のガン患者であるヘイゼルは、薬が効いているため大きな問題なく生きているが、酸素ボンベが必要不可欠な生活を送っていた。友だち作りも、学校に通うこともできず、本を読んで過ごすだけの毎日。そんなある日、彼女は、ガン患者の集会で、同年代のガスと出会う。彼は、片足を失いながらも骨肉腫を克服していた。2人はお互いにひかれ合い、好きな作家の話で仲を深めていく……。
見どころ
- 原作は10代向けの小説ながらも、大人が楽しめる恋愛映画
- 一緒にいられる時間が限られた切ない恋
- 生と死、お互いのことを真剣に考え思い合うヘイゼルとガス
ユーザーコメント
・「親が好きな影響で大好きになった作品です」(42歳女性)
『おとなの恋には嘘がある』(2013年公開)
作品概要
『セックス・アンド・マネー』のニコール・ホロフセナー監督作品。人生の転機に訪れた恋を描く、大人のためのラブコメディです。
公開年 | 2013年 |
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監督 | ニコール・ホロフセナー |
出演 | ジュリア・ルイス=ドレイファス、ジェームズ・ガンドルフィーニ、キャサリン・キーナー、トニ・コレット |
あらすじ
離婚後、愛娘と2人で暮らしてきたボディーセラピストのエヴァ。しかし、娘が大学進学を機に家を出ることになり、生活の変化、1人になってしまうことに不安を感じるようになる。そんな中、彼女はパーティーでアルバートという男性と知り合い、彼に好感を抱く。しかし、アルバートが、自分の顧客の元夫であり、しかもかなりのダメ男だったということが判明し……。
見どころ
- 恋に臆病になっている大人たちの新しい恋
- 相手との相性、他人と一緒に暮らすことの難しさ
- 大人だからこそ共感できる登場人物のセリフや境遇
ユーザーコメント
・「ハラハラドキドキしたから」(49歳男性)
『世界にひとつのプレイブック』(2012年公開)
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出典:amazon
作品概要
第85回アカデミー賞で、ジェニファー・ローレンスが主演女優賞を受賞した感動作。メインキャストの4人が、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞の全演技部門でアカデミー賞にノミネートされたことでも話題となりました。
公開年 | 2012年 |
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監督 | デビット・O・ラッセル |
出演 | ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロ、ジャッキー・ウィーバー |
あらすじ
妻の浮気を知り、精神的に不安定な状態に陥った元教師のパット。退院後も社会復帰ができず、元妻の理想の男になろうと努力するも、うまくいかないこと続きで苦しんでいた。そんな彼がある日、ティファニーという女性と出会う。彼女は、事故で夫を亡くしたために心を病み、対人関係に問題を抱えていた。2人は何度も衝突しながら、少しずつ距離を縮めていくが……。
見どころ
- 心に傷を抱えたパットとティファニーの再起
- 豪華俳優陣による熱のこもった演技
- パットとティファニーによる迫力あるダンス
『ワン・デイ 23年のラブストーリー』(2011年公開)
作品概要
ヨーロッパでベストセラーとなったデヴィッド・ニコルズの恋愛小説『ワン・デイ(One Day)』を実写映画化。日本でも人気のハリウッド俳優アン・ハサウェイが主役のエマを演じています。
公開年 | 2011年 |
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監督 | ロネ・シェルフィグ |
出演 | アン・ハサウェイ、ジム・スタージェス、パトリシア・クラークソン、ケン・ストット |
あらすじ
品行方正で生真面目なエマと、多くの女性たちと恋をしてきた経験豊富なデクスター。2人は、正反対の性格をしていたが、1988年の初対面の時からお互いに強くひかれ合った。しかし、2人は恋人同士にはならず、友人として関係を続けていくことを選ぶ。エマは、デクスターへの本当の気持ちを隠したまま、何年も親友として付き合いを続けていく。ある日、2人は、大きなけんかをしてしまい……。
見どころ
- 友達以上恋人未満のエマとデクスターのもどかしい仲
- 23年の歳月をかけ変化していく2人の関係とそれぞれの心
- エマがデクスターへの気持ちを隠し続ける切なさ
『P.S. アイラヴユー』(2007年公開)
作品概要
500万部を超えるベストセラーとなったセシリア・アハーンの処女作『P.S. アイラヴユー』を実写映画化。『マディソン郡の橋』の脚本を担当したリチャード・ラグラベネーズが監督・脚本を務めています。
公開年 | 2007年 |
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監督 | リチャード・ラグラベネーズ |
出演 | ヒラリー・スワンク、ジェラルド・バトラー、リサ・クドロー、ハリー・コニック・Jr |
あらすじ
愛情深いアイルランド人のジェリーと結婚し、ニューヨークで幸せに暮らしていたホリー。しかし、ジュリーは脳腫瘍によりこの世を去ってしまう。残されたホリーは深い悲しみのあまり、ふさぎ込む日々を送っていた。しかし、彼女の30歳の誕生日、思いがけないものが届く。それは、亡くなったジュリーからのサプライズプレゼントだった。その後、彼から何通も手紙が届くようになり……。
見どころ
- ジュリーの深い愛
- ホリーに届くジュリーからのプレゼント
- 新たな人生に向き合おうとするホリー
ユーザーコメント
・「名作中の名作」(42歳女性)
・「手紙のやり取りに切なくなる」(44歳男性)
・「感動的だし、ストーリーの流れがスムーズで飽きない」(39歳男性)
『ラブソングができるまで』(2007年公開)
作品概要
『デンジャラス・ビューティー』『トゥー・ウィークス・ノーティス』のマーク・ローレンス監督によるロマンティックコメディ。80年代に活躍した元ポップスターを演じるヒュー・グラントのコミカルな演技が話題となりました。
公開年 | 2007年 |
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監督 | マーク・ローレンス |
出演 | ヒュー・グラント、ドリュー・バリモア、ブラッド・ギャレット、クリステン・ジョンストン |
あらすじ
アレックスは、1980年代のアイドルバンドの元メンバーであり、当時大人気の歌手だったが、現在は巡業で細々と稼ぐ日々を送っている。そんな彼に、若手人気歌手から楽曲提供の依頼が来た。彼にとって、これは大きなチャンスだった。しかし、彼は何年も楽曲制作から離れており、さらに作詞を苦手としていたのだ。そこで、自宅の植物の世話係で、作詞のセンスがあるソフィーに作詞を手伝ってもらおうとするが……。
見どころ
- 復活を目指す元人気歌手と男性不信におちいっている元ライターの恋
- アレックスとソフィーの絶妙なかけあいと関係の変化
- 1980年代関係の小ネタとPVで再現された当時のアレックスの歌とダンス
『プライドと偏見』(2005年公開)
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出典:amazon
作品概要
文豪ジェーン・オースティンの名作『高慢と偏見(Pride & Prejudice)』を実写映画化。キーラ・ナイトレイは、本作のエリザベス役でアカデミー主演女優賞とゴールデングローブ賞の最優秀主演女優賞にノミネートされました。
公開年 | 2005年 |
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監督 | ジョー・ライト |
出演 | キーラ・ナイトレイ、マシュー・マクファディン、ドナルド・サザーランド、ブレンダ・ブレシン |
あらすじ
イギリスの田舎町に暮らすベネット家には5人の娘がおり、母親であるベネット夫人は、娘たちの結婚を願っていた。18世紀のイギリスは女性に相続権がなく、夫人は娘たちの行く末を案じていたのだ。そんなある日のこと、ベネット家の近所に独身の大富豪ピングリーが引っ越して来る。ベネット家の長女・ジェーンは、彼とひかれ合うようになるが、次女のエリザベスは、ピングリーの親友・ダーシーのことが気に入らず……。
見どころ
- プライドが高い頑固者同士の恋
- 誤解が重なりこじれていくダーシーとエリザベスの関係
- 18世紀のイギリスを再現した美しい田園風景
『きみに読む物語』(2004年公開)
作品概要
全米450万部突破のベストセラーとなったニコラス・スパークスの小説『きみに読む物語(The Notebook)』を実写映画化。『私の中のあなた』のニック・カサベテス監督が描く感動的な大ヒット純愛映画です。
公開年 | 2004年 |
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監督 | ニック・カサベテス |
出演 | ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス、ジェームズ・ガーナー、ジーナ・ローランズ |
あらすじ
認知症を患い療養施設で暮らしている初老の女性のところに、デュークという年老いた男性がたびたび通って来ていた。デュークは彼女に会いに来るたび、ある本の物語を読んで聞かせ続けている。彼が読む物語のはじまりは、1940年だった。物語の冒頭、家族と一緒にアメリカ南部の町へ遊びに来た良家の少女・アリーは、工場で働く貧しい青年・ノアと出会う。2人はひかれ合い、燃えるような恋に落ちるのだが……。
見どころ
- 身分違いの切ない恋
- 離れ離れになっても続く人生をかけた恋愛
- 長年続いた深い愛情が起こす奇跡
ユーザーコメント
・「老人になってからの素敵な話」(60歳女性)
・「ラストのシーンで感動した」(40歳男性)
・「めちゃくちゃ泣いた記憶がある」(31歳男性)
・「感情表現が繊細に描かれている」(40歳男性)
・「随所のリアルな描写が印象的」(60歳男性)
『エターナル・サンシャイン』(2004年公開)
作品概要
第77回アカデミー賞の脚本賞受賞作品。記憶除去装置が登場したり、過去と現在を行ききしたりと、ひねりが利いたさまざまな仕掛けがある一風変わった恋愛映画です。
公開年 | 2004年 |
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監督 | ミシェル・ゴンドリー |
出演 | ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット、キルステン・ダンスト、マーク・ラファロ |
あらすじ
バレンタインデーの直前にけんか別れをしたジョエルとクレメンタイン。その後も、ジョエルは彼女を愛しており、復縁を願っていた。ある日彼は、クレメンタインが記憶除去手術を受けて、自分に関する記憶をすべて消してしまったことを知る。手術のことを知ったジョエルは、自分も彼女にまつわる思い出を全部消そうとするが……。
見どころ
- 正反対な性格のジョエルとクレメンタインが愛し合っていた過去
- 記憶除去中に忘れたくないと願った大事な記憶
- ジョエルとクレメンタインが選んだ結果
ユーザーコメント
・「とても感動したから」(51歳男性)
・「失恋した後に見た映画だったから、余計にくるものがあった」(40歳男性)
『10日間で男を上手にフル方法』(2003年公開)
作品概要
原作は、アメリカの2人の女性が「男性に嫌われる言動」をまとめ全米ベストセラーとなった体験記。ロマコメの女王と呼ばれるケイト・ハドソンが主役を務めています。
公開年 | 2003年 |
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監督 | ドナルド・ペトリ |
出演 | ケイト・ハドソン、マシュー・マコノヒー、キャスリン・ハーン、アニー・パリッセ |
あらすじ
女性記者のアンディは、自分の希望とは正反対の軽い内容の記事を任されることになった。そこで彼女は、恋に失敗してばかりの友人をもとに「10日間で男にフラれる方法」という記事の企画を上司に提出。早速、ネタとなる男性を探し、記事を書こうと動き始める。一方、広告マンとして働くベンは、上司と「10日以内に恋人を作ることができるか」という賭けをしていた。そんなアンディとベンが出会い……。
見どころ
- フラれようと手と尽くすアンディと何としても恋人になろうとするベンの攻防戦
- 次第にひかれ合い距離が縮まっていく2人の恋模様
- 恋愛に関する男女の本音
『冷静と情熱のあいだ』(2001年公開)
作品概要
辻仁成、江國香織の共作小説『冷静と情熱のあいだ』を実写映画化。竹野内豊と香港出身のケリー・チャンが主人公の2人を演じている。
公開年 | 2001年 |
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監督 | 中江功 |
出演 | 竹野内豊、ケリー・チャン、ユースケ・サンタマリア、篠原涼子 |
あらすじ
イタリアのフィレンツェで、絵画の修復技術を習得中の阿形順正。彼は、着実に修復士としての実力を身につけていた。しかし、学生時代の恋人・あおいのことを忘れることができず、順調な仕事とは裏腹に、彼は心の中に虚しさを抱えていたのだった。ある日、あおいがミラノで生活していることを知った順正は、彼女と会うためにミラノへと向かう……。
見どころ
- 順正とあおい、それぞれの視点で描かれるドラマ
- 別々の人生を選んだ2人の再会
- 東京とイタリアを舞台に展開されるロマンティックな物語
『天使のくれた時間』(2000年公開)
作品概要
『レッド・ドラゴン』、「ラッシュアワー」シリーズなどで知られるブレット・ラトナー監督が描く、ロマンティックファンタジー。アカデミー賞俳優のニコラス・ケイジが主演を務めています。
公開年 | 2000年 |
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監督 | ブレット・ラトナー |
出演 | ニコラス・ケイジ、ティア・レオーニ、ドン・チードル、ジェレミー・ピベン |
あらすじ
13年前、恋人のケイトよりも仕事を優先し、彼女のもとを去ったジャック。彼は、今や大手金融会社の社長となり、優雅な毎日を送っていた。しかし、私生活では、いまだ独身で恋人もいない。クリスマスイブの夜、不思議な青年と出会ったジャックは、なりゆきで換金できない宝くじを買うことになる。翌朝、ジャックが目覚めると、なぜか別れたはずのケイトが隣で眠っていて……。
見どころ
- ジャックが13年前に選ばなかった人生
- 生きて行くうえでお金よりも大切なものとは
- ジャックが決断した最後の選択
『ジョー・ブラックをよろしく』(1998年公開)
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出典:amazon
作品概要
1934年の映画『明日なき抱擁』を『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』のマーティン・ブレスト監督が現代版リメイクした作品。若き日のブラッド・ピットが美しい一作です。
公開年 | 1998年 |
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監督 | マーティン・ブレスト |
出演 | ブラッド・ピット、アンソニー・ホプキンス、クレア・フォーラニ、マーシャ・ゲイ・ハーデン |
あらすじ
ある日、大富豪ウィリアム・パリッシュの前に、青年の姿をした死神が現れる。彼は人の人生に興味を持ち、ウィリアムが余命を終えるまでの間、人間界を見学すると言い出した。その後、ジョー・ブラックと名乗る死神は、パリッシュ一家の食事の席に参加する。だが、ウィリアムの娘・スーザンは、ジョーの顔を見るなりひどく驚いた。彼女が偶然町で出会った青年と、ジョーはまったく同じ顔をしていたのだ……。
見どころ
- スーザンと出会ったことで変化していく死神と彼の中に生まれる葛藤
- ブラッド・ピット演じる死神の純粋さとミステリアスな魅力
- 名優たちが表現する登場人物それぞれの繊細な心の動き
『月とキャベツ』(1996年公開)
作品概要
第2回さっぽろ映像セミナーの入選シナリオ、鶴間香の『眠れない夜の終わり』を原案として製作された恋愛映画。ミュージシャンである山崎まさよしの俳優デビュー作です。
公開年 | 1996年 |
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監督 | 篠原哲雄 |
出演 | 山崎まさよし、真田麻垂美、鶴見辰吾、中村久美 |
あらすじ
かつてバンドを組み、ミュージシャンとして成功を収めた花火。しかし、現在は音楽制作に対する熱意を失い、田舎でキャベツを育てて暮らしていた。ある夏の日のこと、彼は、ヒバナと名乗る少女と出会う。彼女は、突然花火の家にやって来て、そのままそこで暮らし始めた。ダンサーを目指しているというヒバナは、昔の花火の曲で踊ってみせる。新曲を聞きたいと言う彼女に、花火は戸惑うが……。
見どころ
- 元人気ミュージシャンと少女のおとぎ話のような恋愛物語
- 不思議な魅力を持つヒバナと、彼女のしなやかで美しいダンス
- 物語を切なく彩る主題歌『One more time, One more chance』
『Love Letter』(1995年公開)
作品概要
『リリィ・シュシュのすべて』『花とアリス』などで知られる岩井俊二監督の長編初監督作品。2020年には、本作と同じく手紙をきっかけにはじまる岩井監督の作品『ラスト・レター』が公開されました。
公開年 | 1995年 |
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監督 | 岩井俊二 |
出演 | 中山美穂、豊川悦司、酒井美紀、柏原崇 |
あらすじ
婚約者・藤井樹を亡くした渡辺博子は、彼のことを忘れることができず、届くはずがないと知りながらも、彼宛に手紙を書いて送る。すると、現在その住所に住んでいる、彼と同姓同名の藤井樹という女性から、返事が返って来たのだ。さらにその女性には、博子の婚約者と同じ中学校に通っていた過去があった。手紙によって偶然知り合った博子と樹は、文通を始めることになるが……。
見どころ
- 1人2役を務めた中山美穂の演技
- ヒロイン2人が抱くそれぞれの樹への思い
- 手紙をきっかけに展開していく物語
ユーザーコメント
・「藤井樹くんの藤井樹ちゃんに寄せる思いにとてもキュンキュンした。この映画がきっかけで柏原崇さんの大ファンになった」(46歳女性)
・「岩井俊二監督の作家性が存分に発揮されていた映画。とても美しく独特のファンタジックな映像に魅せられる」(69歳女性)
・「ピュアで切なくて甘酸っぱいノスタルジックな雰囲気と、細かい伏線が仕掛けられたミステリアスなストーリーに引き込まれる」(47歳女性)
『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)』(1995年公開)
作品概要
第45回ベルリン国際映画祭の銀熊賞(監督賞)受賞作品。本作から9年後を描いた続編『ビフォア・サンセット』(2004年)、さらに9年後を描いた『ビフォア・ミッドナイト』(2013年)へと物語が続いていきます。
公開年 | 1995年 |
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監督 | リチャード・リンクレター |
出演 | イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー、アーニ・マンゴールド、ドミニク・キャステル |
あらすじ
フランスに暮らす大学生のセリーヌは、ユーロトレインの中で、アメリカから来た新聞記者のジェシーと出会う。たわいのない会話を進めるうちに、お互いとても気が合うことがわかった2人は一緒に同じ駅で降り、さらに話し込む。2人は気づけば強くひかれ合っており、離れがたく感じていたが、別れの時は確実に迫っていた。ジェシーは、翌朝9時半のアメリカ行きの飛行機に乗ることが決まっていたのだ……。
見どころ
- 偶然からはじまる運命の恋
- セリーヌとジェシーのリアルで自然な会話劇
- フランスとアメリカ、遠く離れて暮らす2人の愛
『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990年)
作品概要
第63回アカデミー賞助演女優賞(ウーピー・ゴールドバーグ)、脚本賞を受賞した1作。1990年には『ダイ・ハード2』など人気作の続編が複数公開されましたが、本作はそれらの作品をおさえ全世界興行収入5億ドル以上という記録を残しました。
公開年 | 1990年 |
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監督 | ジェリー・ザッカー |
出演 | パトリック・スウェイジ、デミ・ムーア、ウーピー・ゴールドバーグ、トニー・ゴールドウィン |
あらすじ
アメリカのニューヨークでともに暮らす銀行マンのサムと、恋人である陶芸家のモリー。幸せの絶頂にいた彼らだが、暴漢に襲われサムが命を落としてしまう。しかし、彼の魂は完全には消えておらず、まだこの世に残っていた。思いがけない奇跡によって幽霊となったサムは、愛するモリーの暮らしを静かに見守るようになるが……。
見どころ
- 幽霊になっても必死で愛する人を守ろうとするサムの愛情の深さ
- サムとモリーの心のつながり
- 有名な主題歌『アンチェインド・メロディ』とロマンティックな演出
ユーザーコメント
・「映画の音楽を聴いただけでキュンキュンする」(52歳男性)
・「泣けました。こんなことが現実にあったら本当に素晴らしいと感じた映画です」(55歳男性)
・「切なさがあふれる名作だと思います」(60歳男性)
・「切なくて悲しいけど、美しい映画。こんな映画今まで見たことがありません」(54歳男性)
・「予期せぬストーリーに感動した」(55歳男性)
・「名作だと思います。こんなことが現実だったらと憧れます」(47歳男性)
・「愛の深さを痛感し感動した映画」(55歳女性)
・「タイタニックに次ぐ名作です」(52歳男性)
大人向けの「キュンキュンする映画」をチェックしてみよう!
今回は、大人の恋愛をテーマとした「キュンキュンする映画」を25作品ご紹介しました。
今回ご紹介した作品は、人生経験豊富な大人の方でも、「胸キュン」を体験できる作品ばかりです。
いつもと変わらないお部屋でも、電気を消したり、キャンドルをつけてみたりと、ちょっとした一手間をかけることで、映画のロマンティック度がぐんとアップします。気になった作品がありましたら、ぜひご覧になって、あなただけの特別な時間をお楽しみください。
調査時期: 2023年4月27日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計509人(男性: 376人、女性: 133人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート
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